今日は、待ちに待った「今日は1日ヴェルディ三昧」です。
http://www9.nhk.or.jp/zanmai/program/131014.html

この素晴らしい番組が放映されると聞いたときは、ヴェルディのオペラ「オテロ」の冒頭の如く「Esultate(喜べ)!」と熱唱したくなったわо(ж>▽<)y ☆

高校生の時にゼッフィレッリ監督のオペラ映画を観て以来、ヴェルディの「椿姫」が大好きで、原作を原語で読もうとフランス語も勉強したし、オペラの歌詞を理解するために当然イタリア語も勉強した。
合唱祭でヴェルディの合唱曲をいろいろ聴いたのをきっかけに(残念ながら私のいたクラスで歌ったことはない)、他のヴェルディ作品やイタリアオペラ、他の国のオペラも好きになった。

大学受験勉強のBGMは椿姫やさだまさし。「防人の詩」とかね(;^ω^A
皆さーん、陰鬱な曲の方が、勉強がはかどりますよ!

20代の頃、イタリアに1人旅した時の主目的は「ヴェルディとオペラゆかりの地をめぐる」こと。
交通が不便なので、生まれた村には行けなかったが、ミラノのヴェルディの墓には当然お参り。
ゆかりの深いスカラ座にも行った。観たのはフランスのオペラだったけど(笑)

パリに行ったときは、椿姫のモデルになった女性の墓、原作でマルグリットとアルマンが出会ったマドレーヌ寺院など、椿姫ゆかりの地ばかり巡って、ルーブルもエッフェル塔も行ってませーん(ノ´▽`)ノ
ちなみに手越くんも、ロンドンでビッグベンを素通りしてサッカースタジアムに直行してて、自分と同じものを感じたわ。

今日はすでに8時間家にこもって、家事をしながらラジオ聴いてるだけなのに、至福ですドキドキ
ヴェルディのお陰で、家事も苦にならない…NHK FM、ありがとう(b^-゜)
ゲスト・檀ふみさんや、ドナルド・キーンさんの話にも「そうそう!」と共感。
リクエスト以外に、ヴェルディのオペラ全作品の抜粋を流す、というコーナーもあり、ほとんど聞いてるし、少なくともタイトルは全部わかる。
一緒に歌える曲もあったし、歌手名聴いて、だいたいの演奏時期もわかった。
マリオ・デル・モナコのイタリア・オペラ日本公演、と聞いて「まだ生まれてなーい!」(=私もまだ若い)と、喜んでしまった←そこかっ(*_*)

でも、この「オテロ」LIVE録音、すごかった。
歌もだけど、歌い終わった瞬間の拍手が…最初、SEで波の音流してるのかと思った。
音がデカすぎて「パチパチパチ」じゃなくて「ザァーッ」とか「ゴーッ」と聞こえちゃうの。
それだけ、デル・モナコが日本の聴衆を熱狂させたんだろう。
私の持ってるCDでも、デル・モナコのスターぶりがわかるけど、ヴェルディじゃないのでまたの機会に。
ゲスト・玉木正之さんが、富士真奈美さんに「デル・モナコを見ないでオペラを語るのは、長嶋を見ないで野球を語るようなものだ」と言われたそうだけど、なんとなくわかる。

ジングル(コーナー切れ目の短い音楽や効果音)もヴェルディで、幸せ過ぎるo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
アイーダの「凱旋行進曲」サンバ風とか、「椿姫」前奏曲のタンゴやギターver.、同じく「乾杯の歌」ピアノver.、「リゴレット」の「女心の歌」室内楽ver.など。
歌詞が聞き取れるのも嬉しい。

手越くんじゃないけど、ずっと興奮しながら聴いてます!
「特撮三昧」の時もこんな感じだったし、私、血沸き肉躍るような勇ましい曲が好きなのかな。
ヴェルディの故郷で、どこの馬の骨とも知らない外国人の私に親切にしてくれた、イタリアという国にも感謝です。