今月7日にNHKで放送された『欽ちゃんのワースト脱出大作戦』で密着取材を受けた、Jリーグ2部水戸ホーリーホックの観客動員増ミッション。

1ヶ月前の[水戸×福岡]では、1万枚の無料招待券をばら撒いて、とにかく一度、サッカーを!Jリーグを!ホーリーホックを!観てもらおうという作戦を敢行。
地域の人たちが、水戸の選手のことをよく知らない・試合そのものを観たことが無い、という実態を考慮して行われた赤字覚悟の思い切った施策でした。

試合を観て楽しさを味わってもらい、リピーターに繋げる。
試合を観た人が、友人・知人・家族に口コミで伝えて、その波及効果でスタジアムに足を運んでもらう。
短期で見たら赤字だけど、長い目で見たら黒字になる―そんな狙いでの集客作戦でした。

だがしかし、1万枚の無料チケット配布作戦を実施したものの、クラブ側の意図通りには行かず。
有り体に書けば、タダ券バラマキ以前と、動員に大した差は表れず。

子どもの日の対横浜FC戦は、3466人。
きのう15日の対熊本戦は、2341人。
天気は良かったんですよ、でもこの数字。

吾輩は、NHK総合で全国放送された効果が出て、お客さんの数が増えると睨んでいました。
テレビ放映されるってのは、うちらが考えている以上に影響力がありますから。
がしかし、がしかし、目に見えた効果は無し……

茨城県にはアントラーズが存在しているし、周辺人口を分析すれば1万人動員は厳しいかもしれんけど、常時、5000人程度は見込めるはずなんですが。

現実は厳しい、厳し過ぎますねえ。