第26、27回の宝塚アーカイブスは
「郷土芸能研究会の活動〜新しい日本の舞踊を〜」
でした。
日本民俗芸能という資料冊子には全国の民俗芸能が記録されています。
この記録を行なったのは
昭和33年、演出家の渡辺武雄氏を中心に宝塚歌劇団内に創設された郷土芸能研究会です。
郷土芸能研究会は20年間の活動期間で
宝塚作品の幅を大きく広げました。
昭和31年の作品、「春の踊り」では、
日本各地で現地取材した民俗芸能が盛り込まれた。
この作品の振り付けと現地取材を担当した渡辺武雄氏はこの作品での取材をきっかけとして、
郷土芸能研究会を創設します。
郷土芸能研究会は日本各地で取材した民俗芸能を
日本各地で取材した民俗芸能をベースに様々な作品を発表しました。
初期は漁村、山村、農村をテーマに作品が作られていました。
第一作目として、昭和33年に和歌山県の鯨漁を舞踊化した「鯨」を発表されました。
昭和36年には島の情熱をテーマにした四作目「火の島」が公演されます。
この作品は芸術祭芸術大賞を受賞しました。
女性だけで演じている中に男性的な荒々しさも表現されているところが高く評価された様です。
番組では映像が流れましたが、
力強く躍る男役、女役達から日本人が神に捧げる強いエネルギーの様なものを感じました。
渡辺武雄氏はものがたり風土記の作品のシリーズを発表し、作品の幅を広げていきました。
郷土芸能研究会では、日本各地での働く姿、ハレの日の出来事、お祭りが描かれ、各地の民謡が使われていました。
今はもう消えてしまった日本の風習も描かれていたと思うので、
この舞台映像は日本としても貴重な資料になるんではないかと思います。
本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました✨✨✨
