こんばんは。
今年も梅雨入り。
雨の季節がやって参りました。
雨と言うと憂鬱な気分になる方も多いとは思いますが、雨音を肴に酒を楽しむのも風情があって良いと思うのは僕だけでしょうか・・・(笑)
四季の中でも、梅雨は多くの水が雲となり、雨に姿を変え水源へと帰って行きます。
このサイクルがあってこそ、我々の豊かな暮らしがあるのですから、今年も災害が起こらない程度には、しっかり梅雨らしくなって欲しいですね。
さて、今日は新商品のご案内です。
■バランタイン・マスターズ
先日、発売となりましたバランタインの新シリーズです。
3代目のマスターブレンダー、ジャック・ガウディが好んだ味を再現したバランタイン。
若めのグレーン原酒と、高酒齢のモルト原酒のブレンドです。
ジャック・ガウディと言えば、伝説のブレンダーとして知られていますが、こんなエピソードがあります。
ジャック・ガウディがグラスに注いだプルトニーの香りを嗅いで、眉をひそめました。
グラスの中に広がる香りにプルトニーにはあり得ないある植物の香りを見つけたからです。
ウイスキーに草のようなニュアンスを感じる事は、少なくありませんが、ジャックはその香りについてある確信を持っていました。
ジャック・ガウディは電話を取り、当時のバランタイン社の社長、トム・スコットにこのことについて報告をしました。
その報告を受けたトム・スコットはプルトニーの品質管理の厳格さを良く知っており、『プルトニーに野の花が入り込むなんてあり得ない』と強い口調で言ったそうです。
それでもジャック・ガウディは、それがあり得る事だと言い、その花の名をトム・スコットに告げます。
するとトム・スコットは笑い飛ばしました。
その花の正体とは『サクラソウ』プリムラ・スコティカと言う希少種でした。
仮に花が入り込んだとしても、全くと言って良い程目にすることがなくなった希少種ですからそんな事があり得るとはトム・スコットには信じられなかったのです。
その後、調査チームを立ち上げ蒸留所周辺を調べ上げましたが、サクラソウはおろか、それに似た植物すら見当たりませんでした。
そこで、調査チームはプルトニーの『水源』を調べる事にしました。
そしてついに、湖から蒸留所までの水路で、サクラソウの群生地を見つけました。
これは学術的にも貴重な事で、保護団体により周辺にフェンスを張り巡らされることになったほどの大発見だったようです。
ジャック・ガウディの『伝説の鼻』は、ウイスキーそのものではなく、仕込み水に溶け込んだ、ほんの僅かな香りを嗅ぎ分けたのですから、恐ろしい程の嗅覚の持ち主だった事がわかりますね。
そんなエピソードにちなんで、プルトニーと一緒にバランタイン・マスターズをぜひお楽しみください。
それでは今夜も皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。
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