もしもし、生きてていいですか?/篠原 鋭一(長寿院・住職)¥1,337Amazon.co.jp千葉県 曹洞宗 長寿院ホームページhttp://choujuin.com/9月10日~9月16日は自殺予防週間になります。千葉県成田市名古屋 曹洞宗 長寿院において自死に対する相談を、15年以上続けている篠原鋭一住職の著書、「もしもし生きてていいですか?」をご紹介します。篠原住職自身、ある病により死を意識されたことがあるそうです。そのとき、住職を救ったのはお仲間の”あなたの面倒をみるから”という言葉でした。このときの経験が、相談者をどこまでも理解しようとする住職の土台になっているような気がします。読んでいて感じ、考えさせられるのはやはり相談者の孤立です。本でも振れておりますが、孤独は人生において必要なときもあります。しかし、孤立に耐えられる人はいないと思うのです。また、住職のお人柄か老若男女分け隔てなく迷える人が相談しておりますが、中でも高齢者の方の孤立による寂しさは悲しみを誘います。ひと昔前なら、おじいちゃん、おばあちゃんはお孫さんと一緒でした。今は、子供に気を使わせたくないと一人暮らしをする高齢者の方も多いでしょう。しかし、誰もが生きていれば年をとります。高齢者の孤立は、誰もが経験しうることです。住職は人と人との関わり合いを大切にするべきだと述べています。最後の最後に人が立ち直れるとしたら、その人を理解してくれる人だと思います。そして大事な事は''あなたが必要だよ”そう言ってくれる人です。それは、子供やペットかもしれません。利害関係ではなく、心と心のふれあいができる人が必要だと思うのです。長い人生、家族の挫折もあるでしょう。そのときに、離婚する、施設にあずける、病院に頼るだけでなく、家族の愛情を与えてあげれば、その愛情によって立ち直る人もいるでしょう。あなた自身にも、病気や、失業、予期せぬ事態が起こりうるのです。住職は自死は追い詰められた結果であるといいます。いまは、家族や個人にトラブルがあるとあっという間に負担がひとり、ひとりに覆いかぶさります。困ったとき、何もかもすててまわりに頼れる人が少ないと住職はいいます。あきらめないで、声を大にすればいつか、誰かが助けてくれる可能性はあるわけです。日本の人口は一億二千万人もいるのですから。あなたを理解してくれる人も現れるはずです。私にあなたの事情を理解することはできません。けれど、あなたを救いたいと思っている人もいます。いま、私もあなたを想っています。あきらめないでください。(注)全国に長寿院と同名の建物がございます。千葉県成田市の曹洞宗、長寿院です。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。多くの方にメッセージをお送りしたいので、クリックにご協力お願いいたします。人気ブログランキングへ
悩んでいるあなたへ・・・愛とこころの処方箋
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