実力の世界
勝利と運
ビジネスにおいても投資にしても「どうすれば短期で儲けれるのか?」なんて考える人は少なくない。
確かに、少ない労力、少ない時間で勝利することができれば楽な話は無いのだが、この考え方が大きな負けを生むと言われているのを知っているだろうか?
まず、勝利を得るためには「運」はとても重要なファクターだ。
しかし、すべての人が幸運を持つと言うことはあり得ない。
僕の友人でポーカーの達人がいる。彼は僕にこんな事を教えてくれた。
「ポーカーってゲームは参加者全員でポイントを取り合うゲームだ。つまり1ゲームすれば、誰かのポイントが減り、誰かのポイントが増える。全員が増えるはあり得ない」
つまり、初めの1ゲームで、誰かが幸運によって勝利し、誰かが不運によって奪われる。
「僕はポーカーを運で勝負したりしないんだ。つまり幸運なんて期待しないんだよ」
僕は彼の言う意味が分からなかった。だって配られるカードは運によって決まるんだからね。
運から実力の世界へ
そして彼は1枚のコインを持って僕にこう言った、
「僕が今から1回コイントスをするけれど、表が出る確率はどれくらい?」
「50%対50%?」
「そうだね。1回だけだと半々の割合なんだ。つまり運の割合が多い」
「でも10回振ると・・・・」
彼はおもむろに表を書き始めた。
| 表が出る回数 | 確立 |
| 0回 | 0.1% |
| 1回 | 1% |
| 2回 | 4% |
| 3回 | 12% |
| 4回 | 20% |
| 5回 | 25% |
| 6回 | 20% |
| 7回 | 12% |
| 8回 | 4% |
| 9回 | 1% |
| 10回 | 0.1% |
「ここまで割合は下がるんだよ。つまりだね。1回の勝負では運に左右される確率は50パーセント。でも10回振ると、運の確率も最大で25%まで下がる」
「全然意味がわからん」
「簡単に言うと、長期戦で戦った方が運の確率は薄れて、実力やスキル、考え方に影響を与えるだ。」
「僕らが生きる人生って運だと思うでしょ?確かに1年、2年で生み出される成功なんかは運だと思う。でも、長期的に成功している人って、運だけではないんだ。」
「なら長生きしていると勝てるって事なの?」
「長生きしているだけでは駄目だね。大切なのは勝負のテーブルに長期間座っていること。つまり挑戦している期間が長ければ長いほど、運ではなく実力で成功を引き当てれるんだ」
長期間「挑戦」というテーブルに座っていること。
これで運だけではなく、実力の世界へ持ち込める。
短期勝負で負けても、長期戦に持ち込めば勝機はある。
但し、常にテーブルに座る必要があるのだ。
そうなんだ(^.^)

