青森から木古内まで移動してレンタカーにて
約1時間、上ノ国町にある
上ノ国勝山館跡に来ております。
築城時期は不明ながら
近接する館神八幡宮の創建が1473年とされるため
その時期に築城されたのではとされています
蝦夷地の武家であった蠣崎氏の居城ですが
その祖とされるのは若狭武田氏の武田信広
1454年に蝦夷地にわたり、アイヌ人制圧の功にて
蠣崎氏を継いだとされます
その後上ノ国徳山館に本拠を移しますが
ここ勝山館は副城としての役割を果たすことと
なっていきます


発掘調査においてアイヌ人が使用していた
骨角器も出土していて本土とアイヌ人が混在して
暮らしていた可能性を示唆しているところが貴重です


遺構も良く残っており、
非常に見学しやすい城跡です