大会第11日
いよいよベスト4激突 準決勝です
ベスト8に4校残っていた関東勢は直接対決で勝利した山梨学院のみがベスト4に進出。
昨秋の地区大会1位が3校、2位が1校と
実力を発揮したチームが残りました
<地域別>
関東1 山梨学院(関東1位)
近畿2 大阪桐蔭(近畿1位)報徳学園(近畿2位)
中国1 広陵(中国1位)
<進出回数>
初めて 山梨学院
6度目 大阪桐蔭
8度目 報徳学園
10度目 広陵
<年数>
2年連続 大阪桐蔭
初めて 山梨学院
6年ぶり(報徳学園)
13年ぶり(広陵)
また今回の組み合わせで決勝でなりうる県勢対決は以下の通りですが
山梨県勢は過去決勝に進出したことがないのでいずれにせよ初めての顔合わせとなります
広島vs.兵庫となりますと94年ぶりの決勝対決となります
<決勝での過去組み合わせ>
山梨ー大阪(決勝での対戦なし)
山梨ー兵庫(決勝での対戦なし)
広島ー大阪(決勝での対戦なし)
広島ー兵庫(昭和4年第6回大会 第一神港商業3-1広陵中以来94年ぶり2回目)
【第11日】準決勝
第一試合 山梨学院(山梨)-広陵(広島)
山梨県勢と広島県勢が過去1度だけセンバツで対戦していますが
その時も準決勝での対戦でした(○広陵4-1市川●)のでかなりの低い確率での対戦となります
ともに準々決勝で打線がつながって集中打で相手チームを突き放すゲームを展開できたチーム同士
広陵は2年生エース高尾君を温存しての勝利でしたが
山梨学院はエース林君が8イニングを投じて球数が多いのが気になるところです
1日休養日を設けたこともありおそらく先発は広陵は高尾君、山梨学院は林君と予想されますが
広陵のクリーンナップが強力なだけに山梨学院の投手陣が序盤で捕まるとかなり厳しい展開となりそうです
広陵が過去●●学院との対戦戦績は相性が良くて4勝1敗
S55 52nd春 2回戦 ○広陵1-0九州学院●(渡辺-園川の見事な投手戦)
H19 89th夏 3回戦 ○広陵8-2聖光学院●
H22 92nd夏 2回戦 ●広陵0-1聖光学院○(有原-歳内の見事な投手戦)
H29 99th夏 3回戦 ○広陵6-4聖光学院●
H31 91st春 1回戦 ○広陵2-0八戸学院光星●
山梨と広島は春夏通じて広島の3勝0敗ですがいずれも広陵が絡みます
<春>
H3 63rd 準決勝 ○広陵4-1市川●(ミラクル市川も準決勝で止まる)
<夏>
H14 84th 2回戦 ○広陵3-2日本航空●
H15 85th 1回戦 ○広陵3-0東海大甲府●
過去の相性データ上では広陵にやや分がありますが、果たして・・
山梨学院が勝つとチームとしても
山梨県勢としても初めての決勝進出
広陵が勝つとチームとしては20年ぶり7度目
広島県勢としても広陵以来20年ぶり12度目の決勝進出となります
第二試合 大阪桐蔭(大阪)-報徳学園(兵庫)
昨秋の近畿大会決勝戦の再現となりました
その時のスコア ○大阪桐蔭1-0報徳学園●
報徳学園
000 000 000=0
000 100 00x=1
大阪桐蔭
大阪桐蔭の前田投手が3安打完封した試合
報徳の投手陣は間木-盛田-今朝丸とつないで大阪桐蔭打線を1点に封じました
今大会に入ってなかなか本調子ではなかった大阪桐蔭ですが
投手陣の安定感をベースに東海大菅生戦では一挙4得点や
ホームランも飛び出し上向きと言えるでしょう
対する報徳学園も2試合連続のタイブレークを制するなど
持ち前の粘りを思う存分発揮しています
報徳とすれば出来得れば後攻で試合に臨みたいところ
先発が予想される盛田君がどこまで粘れるでしょうか
両チームの甲子園での直接対決は夏に1度あります
H20 90th夏 準々決勝 ○大阪桐蔭7-4報徳学園●
春季および秋季近畿大会における両チームの対戦成績は
春季:大阪桐蔭1勝0敗 秋季:2勝2敗の五分となっています
大阪と兵庫の隣県対決は過去センバツでは
21試合あり大阪の13勝7敗1分
T5 3rd 1回戦 ○市岡中7-1甲陽中●
S4 6th 準決勝 ●八尾中0-1第一神港商業○(延長11回)
S6 8th 2回戦 ●市岡中1-9甲陽中○
S6 8th 準々決勝 ○八尾中2-1甲陽中●
S8 10th 2回戦 ●浪華商業0-4明石中○
S9 11th 準々決勝 ○浪華商業3-1神戸一中●
S11 13th 2回戦 ●市岡中1-3滝川中○
S13 15th 2回戦 △浪華商業8-8滝川中△(延長11回日没引分)
S13 15th 2回戦 ○浪華商業9-8滝川中●(再試合)
S23 20th 準々決勝 ○北野中3-2神戸二中●
S24 21st 準々決勝 ●大鉄0-2芦屋○
S24 21st 決勝戦 ○北野6-4芦屋●(延長12回)
S28 25th 決勝戦 ●浪華商業0-4洲本○
S30 27th 準決勝 ○浪華商業1-0県尼崎●
S34 31st 2回戦 ○浪華商業7-4芦屋●
S54 51st 準々決勝 ○PL学園7-1尼崎北●
S54 51st 準決勝 ○浪商5-3東洋大姫路●
H6 66th 2回戦 ●北陽1-3姫路工業○
H6 66th 準々決勝 ○PL学園10-1神戸弘陵●
H9 69th 準々決勝 ○上宮6-5育英●(延長10回)
H29 89th 準決勝 ○履正社6-4報徳学園●
大阪桐蔭が勝てばチームとしては2年連続5度目
大阪府勢としても2年連続23回目の
報徳学園が勝てばチームとしては21年ぶり3度目
兵庫県勢としても報徳学園以来21年ぶり11度目の決勝進出となります