大会第2日となります
【第2日】
第一試合 東邦(愛知)-鳥取城北(鳥取)
平成最後のセンバツ優勝校の東邦
それ以来の出場で意外なことに令和初めての甲子園となります
一方の鳥取城北は2年連続の出場
近年の鳥取をリードする存在になっていますが
未だ甲子園一大会2勝をマークできていないだけにまずは悲願の2勝を目指す戦いとなりますが
東邦は東海チャンピオン、一筋縄ではいかないでしょう
東邦のエース宮國君、鳥取城北のエース新庄君ともに安定感があるだけに
両チームの打線がどこまで粘りを見せることができるかがカギとなりそうです
試合経験値は神宮大会を経験し大阪桐蔭との対戦もした東邦
鳥取城北は中国大会準決勝で神宮大会準優勝の広陵と対戦と
ともに上位レベルの学校との対戦を経験していて
それをこの冬にいかに活かしてきたかというところも見どころかもしれません
愛知と鳥取のセンバツでの対戦は愛知の1勝0敗
S41 38th 準々決勝 ○中京商業11-2米子東●
実に57年ぶりの対戦
夏に目を向けても
S54 61st 1回戦 ○中京13-6境●以来44年ぶりの甲子園での県勢対決となります
(ちなみにこの試合も第1試合でしたねぇ・・
境高校が大原投手を擁して前評判が高かったんですが・・)
第二試合 大分商業(大分)-作新学院(栃木)
この対戦カードを見て「おっ!」と思った方、
かなりの高校野球通ですw
過去大分と栃木はセンバツでは1度しか対戦がないのですが
その試合も大分商ー作新学院というカードでしたので
実に44年ぶり2度目の対戦となります
(夏は6度対戦して3勝3敗)
その時のスコアカードは以下の通り
S54 51st 1回戦 ○大分商業5-1作新学院●
作新学院
000 100 000=1
000 001 04x=5
大分商業
この時の大分商業の投手はのちに巨人へ入団する岡崎郁さん
大分商は2回戦の東洋大姫路戦で敗退することになるので
岡崎投手として唯一の甲子園勝利となります
(同年夏にも出場するのですがその時はショートでの出場でした)
夏まで目を向けると
大分商は栃木勢と2回対戦して0勝2敗、
作新学院は大分勢と1度対戦して1勝0敗という戦績が残っています
<大分商>
S8 19th夏 2回戦 ●大分商業2-3栃木中○
H9 79th夏 3回戦 ●大分商業1-4佐野日大○
<作新学院>
S33 40th 2回戦 ○作新学院3-2大分上野丘●
試合展望は大分商の絶対的エース児玉に対する
打撃の作新学院という構図となりそうです
作新の川又、小川両投手が早々に崩れるようなことがあると厳しい展開となるので
丁寧な立ち上がりとしていきたいところです
第三試合 英明(香川)-智辯和歌山(和歌山)
四国大会チャンピオン英明に対して近畿大会ベスト4ながら
優勝候補の一角に挙げられる智辯和歌山との対戦
今年のチームも強力打線が持ち味ですが
英明の先発が予想される下村投手は昨秋開花した
今では珍しいサイドハンド
普段スピードボールに対応している智辯和歌山からすれば
打ちあぐむ展開もあり得ます
英明からすれば下村投手が粘っている間に先制点をあげて
智辯和歌山の焦りを引き出したいところでしょう。
香川と和歌山のセンバツでの対戦は過去香川の5勝4敗
T13 1st 1回戦 ○高松商業7-6和歌山中●(記念すべきセンバツ大会最初の試合です)
T14 2nd 準々決勝 ○高松商業5-3和歌山中●
S8 10th 1回戦 ●高松中5-8海南中○
S15 17th 1回戦 ○高松商業2-1海南中●
S38 35th 1回戦 ○丸亀商業3-2南部●(延長11回)
S40 37th 準決勝 ●高松商業1-3市和歌山商業○
S48 45th 1回戦 ○高松商業2-0向陽●
H12 72nd 1回戦 ●丸亀8-20智辯和歌山○
H31 91st 2回戦 ●高松商業2-6市和歌山○
また智辯和歌山限定で見ると夏には香川勢とは2度対戦して2勝0敗
H11 81st夏 3回戦 ○智辯和歌山2-0尽誠学園●
R3 103rd夏 3回戦 ○智辯和歌山5-3高松商業●
さらにコロナ禍で行われた交流試合では
R2 交流試合 ●智辯和歌山1-8尽誠学園○
という対戦がありました