【大会第3日】

第一試合 健大高崎(群馬)-岩国(山口)
昨秋の中国チャンピオンでセンバツ出場も
開幕試合で敗れてしまった岩国に対し、
昨夏全国制覇の前橋育英を撃破して甲子園まで
駆け上がった健大高崎の対戦。
実力校同士だけに好試合が期待されます。
ポイントはやはり健大高崎の機動力を岩国がどのように対処するかに
かかってくるでしょう。

群馬-山口は2年連続の対戦
昨年は前橋育英が岩国商業を1-0で完封し
それから全国制覇への道を歩んでいくことになりました。

トータルでは群馬の3勝2敗
S38第45回準々決勝 ●桐生1-2下関商業○
S60第67回3回戦 ●東京農大二5-8宇部商業○
H57第5回1回戦 ○桐生第一4-2光●
H15第85回準々決勝 ○桐生第一5-4岩国●
H25第95回1回戦 ○前橋育英1-0岩国商業●
となります。

第二試合 鹿屋中央(鹿児島)-市立和歌山(和歌山)
渋いカードとなりました(笑)
そして意外なことに和歌山県勢は過去春夏通じて一度も鹿児島県勢に
勝ったことがないという事実があります
<春>
S27第24回2回戦 ○鹿児島商業6-0海南●(引分後の再試合)
H5第65回2回戦 ○鹿児島商工4-2南部●
H8第68回1回戦 ○鹿児島実業2-1伊都●
H8第68回決勝 ○鹿児島実業6-3智辯和歌山●
H17第77回2回戦 ○神村学園5-3市立和歌山商
<夏>
S2第13回1回戦 ○鹿児島商業8-0和歌山中●
H24第94回2回戦 ○神村学園3-2智辯和歌山●

春夏通じて7度の対戦はいずれも鹿児島勢の勝利
初出場の鹿屋中央はこの流れに乗れるでしょうか?

第三試合 佐賀北(佐賀)-利府(宮城)
県立校同士の対戦
全国制覇の記憶が新しい佐賀北に対し、
21世紀枠出場のセンバツでベスト4まで進出したことのある利府
実力伯仲の対戦となりました

そしてこれも因縁・・
佐賀-宮城はここ最近の4年間で
実に3回も初戦で合いまみえることとなります。

佐賀-宮城は過去宮城の3勝2敗
S43第50回1回戦 ●東北6-8佐賀商業○
S60第67回2回戦 ○東北8-1佐賀商業●
H11第81回1回戦 ○仙台育英14-0佐賀東●
H23第93回1回戦 ●古川工業4-9唐津商業○
H24第94回1回戦 ○仙台育英8-2佐賀北●

利府は夏は初出場
宮城県勢の夏初出場の成績は実はあまりよくありません
さかのぼっていきますと・・
H23第93回 ●古川工業4-9唐津商業○
H14第84回 ●仙台西1-5川之江○
H10第80回 ●仙台7-10京都成章○
S63第73回 ●東陵2-3福井商業○
S42第49回 ○仙台商業3-0鹿児島●
と現在4連敗中 その流れを断ち切りたいところです

第四試合 三重(三重)-広陵(広島)
センバツ優勝経験のある実力校同士の対戦
三重は3期連続出場ながらここ2期は初戦敗退
広陵は4年ぶりの夏です

この両校は過去対戦があり
S44第51回1回戦 ○広陵8-7三重●
という記録が残ります。

この試合はその年のセンバツ優勝の三重と
後にプロ入りすることとなる佐伯投手擁する広陵が
1回戦で激突した試合でした。
結果は広陵が8回に一挙7点をあげての大逆転劇で勝利を収めています
三重 021 002 002=7
広陵 000 100 07x=8

そして三重-広島の戦いはもう1試合あり
これも大逆転劇の試合
H12第82回1回戦 ○瀬戸内5-4日生第二●
があり、広島の2勝0敗となります
瀬戸内 002 000 003=5
日生二 210 000 100=4

この試合も最後まで目が離せない展開になるかもしれません