【日本人含む数人、アルジェリアで拘束か】

アルカイダ系が犯行声明

【1月16日 AFP】外交筋によると、アルジェリア南部イナメナス(In Amenas)で16日、英エネルギー大手BPが操業する石油プラントをイスラム系武装勢力が襲撃し、日本人を含むとみられる数人を拘束した。この襲撃で1人が死亡し、7人が負傷したという。

 武装勢力はAFPの電話取材に対し、自分たちはフランス軍が軍事介入しイスラム勢力を攻撃している隣国マ
リから来たと語り「われわれは(国際テロ組織)アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーだ。マリ北部から来た。モホタール・ベルモホタール(Mokhtar Belmokhtar)率いる『ハレド・アブル・アッバス旅団(Khaled Abul Abbas Brigade)』に属している」と述べた。

 失明した目を眼帯で覆っていることで知られるベルモホタール幹部は、アルカイダのアフリカ北部の支部にあたる
「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」の歴史的指導者の1人として知られる。(c)AFP


【アルジェリア 邦人3人などが拘束】
1月16日 22時16分北アフリカのアルジェリアで、天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃され、横浜市
に本社があるプラント建設大手「日揮」の日本人社員少なくとも3人をはじめ、アイルランド人など外国人が複数拘束されました。

日本政府の発表やアルジェリアからの報道を総合しますと、現地時間の16日未明、イスラム武装勢力が東部のイナメナスにある石油関連施設を襲撃し、横浜市に本社があるプラント建設大手「日揮」の日本人社員をはじめ、複数の外国人従業員を拘束しました。

アルジェリアの通信社「DNA」は、武装勢力が人質を取ったまま施設に立てこもっており、アルジェリアの治安当局が突入しようとすれば、施設の建物を爆破すると警告しているということです。
この事件について、日揮のパリ事務所はNHKに対し、「日揮の日本人社員が少なくとも3人拘束されたことは
分かっている」として、これまでに3人の社員の拘束を確認し、ほかにも拘束者がいないか情報収集を続けていると明らかにしました。

また、武装勢力に狙われたのは、ガス処理プラントを造るための『フライキャンプ』という建物で、日揮やイギリスの石油大手BPの社員をはじめ、さまざまな国籍の従業員がそこに寝泊まりしているということです。
武装勢力が襲撃した際、治安部隊との間で銃撃戦になり、アルジェリアの国営通信は、「2人が死亡し、外国
人2人を含む6人がけがをした」と伝えていますが、これらの死傷者と拘束された人との関連や国籍など詳しいことは分かっていません。

「日揮」のアルジェリア事務所はNHKに、「激しい銃声が聞こえているという連絡が現地からあった」と話しています。
日揮によりますと、現場ではアルジェリア人やフランス人など、120人から130人が働いており、日本人は日揮
の社員など17人いるということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/t10014848961000.html


(`・ω・´)b しかし一方で

「声明では、人質はイギリス人1人、アメリカ人1人、ノルウェー人3人としており、日本人は含まれていません」http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014848411000.htm

とも報じられている。


しかしよりによって”マリ”から来た連中とはね。

マリ近隣にはツアレグ族という遊牧民が暮らしていた。古くからフランスなどの西欧諸国の植民地支配に抵抗していたんだがことごとく潰されてきた経緯がある。 

彼らはリビアのカダフィ大佐に肩入れしていたんだが、知っての通りカダフィ政権は失脚。 その時の武器弾薬がマリに流れた(ライフルからミサイルまで忽然と消えたのがこの理由だったとはね)

また今月13日に仏工作員が別の組織に誘拐され人質になっていたんだが、仏は救出に失敗。 現地では仏からの支援を受ける政府軍とイスラム武装勢力とが激しく衝突し、子供3人を含む市民10人が死亡した。


仏はマリへの軍事介入で2500人を投入しようとしていた。

おそらくはこの介入を阻止しようとして人質をとったのではないだろうか?