「 スミスの思い出 」
スミスは昔 自衛隊におりました
既婚者や幹部などは 駐屯地の外で生活してましたが
その他は隊舎での生活です
上下関係が厳しく 新隊員は上の命令には逆らえません
スミスの部屋にも新隊員 T君 が配属されました
新隊員は上官が来たら コーヒーとか お茶を出さねばなりません
そんなある日、スミス達の部屋に上官がやって来た
彼のアゴは非常に発達していたので
仮にイノキ陸曹としておきますか こいつはスミスの元教官でした
いろいろ噂があった人物なんだが、スミスがそれを知るのはこのあと。
T君 「イノキ陸曹、コーヒーにしますか?お茶にしますか」
イノキ陸曹「コーヒー」
そのとき周りには5人程いたかなぁ
緊張しながらコーヒーをいれるT君
そのときイノキ陸曹が、 T君の眼を見てこう言いました
「 T、おまえ・・かわいいな (・∀・) ふふっ 」
その瞬間 世界が凍りついた
そして イノキ陸曹を除いた部屋の全員が
なにかテレパシーの様なもので つながったんだ
” おい!聞いたか ”
” ああ、聞いたぞ! ”
” 間違いない、あの噂は本当だった ”
” え? 何の噂よ!? ”
” イノキ陸曹は・・・ホ〇だ ”
” ええええぇぇぇ!?”
「 この間、2~3秒だったと思う あのとき確かに僕達は会話をしたんだ
人間は声に出さなくたって ちゃんと会話が出来るんだよ 」
スミス氏インタビュー 月刊ムー鳩山 幸 記者
T君は助けを求めていた
” 僕は、どうすればいいんですか!? ”
スミス達全員 首を横にふった
” 逝ってこい ”
” そんな~ ”
洗濯に行くふりをして スミスは部屋を出たので
その後 T君に 何がおこったかはわかりません
しかし、これだけはいえるでしょう
♪「 モ~ホォ なんて居ないなんて~言わないよ 自衛隊ぃ~
BY マッキー
その身を挺して 一般市民の身の安全を守ったT君に