今まで拙ブログでお世話になった皆様。
ぺタしてくださったり、或いはコメントを下さった皆さま。

今までお付き合いくださいまして有難うございました音譜

今日をもって、およそ5年続いたブログを終了することにしますパー
長くて短かった5年。
充実した5年でした。

ここまで続けてこられたのも多分、リアクションしてくださった皆さんのお陰ですクラッカー
本当に本当に有難うございました。

次なる新天地でまた一から生活をスタートします。
今は不安よりも喜びの方が上回っているかな~ニコニコ

一筋縄とはいかなかったここでの経験を活かして、より効率的な滑り出しができるといいなぁ。

より肩の力を抜いていきたいのですが、どうやらそうもいかないみたい(笑)。
最初からフルスロットルで頑張っていこうと思います音譜

やっぱりこういう生き方が性に合っているみたいですし・・・。

またどこかで皆さんにお逢いできることを期待しつつ、心からの感謝を申し上げます。

今度こそ、本当にさようならパー

なんだか一日に何度も記事をUPしていますにひひ


本や映画に関するUPは一種、私にとって備忘録のために書いているようなものなので、記憶がまだ新鮮なうちに書いてしまわないとね。


さて、今年のカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した日本の映画


カチンコ そして父になる 映画 

(英語タイトル:Like Father, Like Son) ←これは上手いタイトル付けですグッド!



Baroloのつぶやき

フランスのTV放送でちょうどカンヌ映画祭のインタビューやらレッドカーペットの模様は伝えていました。


このシーンも実際、リアルタイムでみて、実に印象的でした。

あの是枝監督がこの個性あふれる役者たちとどんな作品を作ったのかな??って興味深々でしたニコニコ


まさか審査員賞を取るとは思わなかったです。


そのすっかり有名になった映画のノベライズ文庫本を友人にお借りして読んだのです音譜


そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)/宝島社
¥690
Amazon.co.jp

主要な役者の配役が頭にあったので、本を読みつつ、その役者たちが頭の中で動いてくれるので、とても読みやすかったです。

母親役の二人の女優さんはとりわけ演技派で巧い役者さんみたいですねクラッカー

残念ながら、5年も日本にいないので、他に作品を見たことがなくって・・・あせる



Baroloのつぶやき

6歳の子供をもつ二家族。

しかも環境も教育方針もまったく異なる彼ら。












Baroloのつぶやき
同じ病院で同じ時期に出産するけれど、6年後に赤ちゃんが入れ替わっていたと聞かされて、動揺する中、親子とは??本当の家族とは??血のつながりって6年間の濃密な時間をも凌駕してしまうのか?











父であり、母であり、そして幼い子供たちをも、心に葛藤を抱えながら、幸せな家族になるために模索していくんです。


最後はネタバレにならない程度に話すと、この二家族だからこそ起こった奇跡のような感じ。

ただ家族とはなんだろう??って、改めて自分の家族との関係を振り返るほっこりとした作品でした。


映画も機会があったら観てみたいです。

日本ではもうすぐ公開のはず。もし機会があれば、大きなスクリーンでご覧になってはいかがでしょうラブラブ



いつも拙ブログにお越しくださって有難うございますラブラブ


ここを出て行くまであと数日。

今日も朝9時からお別れの挨拶のために友人とカフェに行ってきました。

お昼は別の友人たちと大好きなある料理を食べにランチですし、夕方と夜にもそれぞれイベントがあって・・・。


一抹の寂しさは感じますビックリマーク

公式トレーラーが出てから、どうしても観たいと思っていた映画を機内で観ることができましたチョキ


楽しみにしていた作品とは


クラッカー The Great Gatsby クラッカー


邦題だと「華麗なるギャツビー」みたい。

Baroloのつぶやき


大好きなんです。この作品ラブラブ

我が家はある意味、転勤族のため、携える本は極力厳選しています。

このギャッツビーの原作はどこに住むにしても常に一緒。

ふと急になんとなく読みたくなってしまう。


それにロバート・レッドフォードやミア・ファロー主演で製作された映画も良かったな~。

Jazzy Ageとも呼ばれ、狂乱に浮かれたアメリカの20年代の雰囲気が見事に映像化されていました。



Baroloのつぶやき


そのバブルぶりや人々の価値観のたがが外れた感じは今作品でも十分に発揮されてます。

監督のバス・ラーマンは、桁外れのゴージャスなパーティを演出するのが上手いですものねグッド!



Baroloのつぶやき


豪華絢爛さにため息がでるどころか、あまりの凄さにあごががっくーんって落ちてしまってびっくりするようなパーティ・シーン。


Baroloのつぶやき

今回の配役はなかなか良かったと思いますビックリマーク


監督がお気に入りのレオナルド・ディカプリオがギャツビーを演じ、その彼が一生をかけて憧れ、愛す女性デイジー・ブキャナンをキャリー・マリガン。


ディカプリオはこのためにかなり体をしぼったかな!?

どんなタイプのコスチュームも抜群の着こなしだったと思います。


一方、オールド・リッチの申し子のデイジー。


小さいころから蝶よ、花よとおだてられて生きてきたため「愛らしいけれど、要はお金と地位と自分が一番大事」というエゴイストぶりがキャリー・マリガンだとあまりいやらしく演じられてなくて、少し物足りなかったでしょうか。



Baroloのつぶやき


映画の語り手としても重要なニック・キャラウェイをドビー・マクグアイヤが演じます。

原作でもその醒めた目線は際立ちますが、映像でも彼の存在自体の位置づけがよかったクラッカー


「いけいけ、どんどん」で浮き足だったこの時代の象徴ともいえる金融(先物)業界で身をたてようとしていること。


従姉妹のデイジーたちが属するオールド・リッチへのアクセスがあり、その富裕層の特徴も醒めた視線で観察できたこと。


かつ成金としてのし上がったギャツビーたちのような欲ぎらぎらのニューリッチの特徴もあますことなく記述できたことで、この作品の一体感が出来上がっています。


ただ今回のリメイクで残念だな~と思ったのは、原作でも感じられる20年代のうだるような暑さの演出。


当時はまだ冷房がないですから・・。

前作ではそのむせ返すような暑さが細かい演出で表現されていました晴れ


避暑地であっても蒸し暑さから逃れられず、じゃ、マンハッタンまで出かけていってドンちゃん騒ぎをして憂さをはらそう!!。その後、例の不幸な事件に遭遇するというわけですが・・・。


それにしても男性でも女性でもこの時代の着こなしはとっても好きですラブラブ

すべてが上質で、見事な着こなしです。

女性の場合、あまりグラマラスではない方がこの20年代のファッションは似合うのかな。


そして撮影で使われた屋敷はニューポートにあるんですよグッド!

「華麗なるギャツビーを探して」というテーマで、NYに住んでいた当時、このお屋敷をはじめ、この一体を旅行したことを思い出しました音譜


Baroloのつぶやき


原作にしてもどちらの映画にしても、最後は寂寥感が漂います。

その後もストーリーについて想いをめぐらすこともできるし、やっぱり一度は味わった方がよいとお勧めしますチョキ


いつも拙ブログにお越しくださって有難うございます。