マスターのHITORI-GOTO

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BAR LADY JANE(函館市/Shot bar)

函館市にあるBAR LADY JANEのマスターのブログです。
日々ある出来事や、趣味、映画、懐かしい思い出話など。
軽く読み流して頂けたら幸いです。



函館市五稜郭町32-2 粂センタービル2F
(ホテル・グランティア函館五稜郭向い)
営業時間 20:00~1:00(ラストオーダー0:30)
定休日 月曜日


TEL 0138-55-2256

常連さんから演奏会のチケットを頂いてしまいました。明日は久しぶりにクラシックの演奏会へ行ってきます。楽しみです。

来週、眼内レンズの選定があります。裸眼で読書がしたいので、単焦点レンズで焦点は手元にして貰おうと考えています。この場合は室内用(中間)と運転用(遠方)のメガネ二種類を使い分けることになると思います。白内障手術の眼内レンズは入れ直しが出来ないのでレンズ選びが重要です。先生によく相談して決めたいと思います。

中学生の頃に購入した『Dr.No』(1962年)のサントラLPレコードです。ジャケ裏に Music composed by Monty Norman と書かれているだけで、何故か演奏者や歌唱者の名前が書かれていません。ライナーノーツにも映画のストーリーが記述されているだけです。マニアのサイトをインターネットで閲覧出来るまでは謎のアルバムでありました。有名な「ジェームズ・ボンドのテーマ」の原曲を作ったのはモンティ・ノーマンで間違いないようですが、プロデューサーがこれじゃ使い物にならないと判断、編曲を依頼されたジョン・バリーが仕上げたという経緯があったようです。演奏はジョン・バリー・オーケストラとオープニングでクレジットが出ます。

 

バリーが完成させた「ジェームズ・ボンドのテーマ」以外は、モンティ・ノーマン・オーケストラの演奏のモノのようです。「キングストン・カリプソ」「ジャンプ・アップ」「マンゴーの木の下で」のバージョン違いがいくつか収録されていて、歌唱はバイロン・リー&ザ・ドラゴネアーズ、モンティ・ノーマンの奥方ダイアナ・クープランド、「マンゴーの木の下で」の男性歌唱バージョンはモンティ・ノーマン本人だそうです。そして、作品の舞台となったジャマイカの有名な音楽家たちが多数参加しているようです。

映画のオープニングで「ジェームズ・ボンドのテーマ」に続いて「キングストン・カリプソ」が流れるのですが、何故か、この曲は主題歌として認められていません。シリーズ初の歌入り主題曲は次作「ロシアより愛をこめて」(歌 マット・モンロー)が公式となっております。たぶん大人の事情がある?のでしょう。

 

久しぶりにターンテーブルに載せて聴いてみましたが、やはり、謎のB級感が漂うアルバムでした。しかし、ここから007シリーズが始まったと思うと非常に興味深いです。

前回の続きです。

VM520EBだと薄い音になるアルバムが数枚あったのですが、トーンアームの高さを少し低くしたら、とても良い音に変化しました。調整後の評価です。

VM520EBは、ナチュラルでバランスが良く、低音も心地良いです。楕円針なので、レコード盤の溝に深く食い込み、情報を多く拾うため、奥行きも感じられます。VM520EBの実力を見直しました。もちろん欠点もあります。個性が無いというところです。でも、ナチュラルとはそういう事なのでしょうね。あとは以前も書きましたが、音質がレコードらしくなく、CDっぽいです。

 

音の迫力は、丸針のVMN10CBの方が上だと感じます。好みもありますけれど、気分で付け換えるのは楽しいです。

 

ちょっとした調整でガラリと変わるのが、アナログ機器の面白いところですね。そのうち、他社のカートリッジも試してみたいと思います。

 

※DENON PMA1600ne内臓のフォノイコライザー使用。針圧は0.5g重くして2.5gにしてあります。

オーディオテクニカのレコードプレーヤーAT-LP7には、ステレオカートリッジVM520EBが標準装備されています。針は接合楕円針です。VM500シリーズはカートリッジはそのままで針先を好みのものに交換出来ます。

 

VM520EBは高音から低音までバランス良い音を出してくれるのですが、相性が良くないレコード盤だと薄い音がします

※これは後で解決しました。

 

同シリーズで一番廉価な丸針が元気で太い音が出るという評判なので、交換針(VMN10CB)を購入してカートリッジに取り付けてみました。交換は簡単ですが、取り付ける時、内側の突起をきちんと合わせ、しっかり奥まではめ込む必要があります。

 

評判通り太い音で鳴ってくれましたが、初めは想像していたよりも固い音という印象でした。しかし、一週間ほどで針先が馴染んだのか丸みが出てきて良い感じになりました。VM520EBでは音が薄かったアルバムも問題なくしっかりとした音で鳴らしてくれます。VMN10CBは、とりあえずレコードを楽しみたいという人にはお勧めです。ただ、繊細さと音の広がりは不足していると感じますので、スケールの大きな交響楽には向かないと思います。

 

オールラウンドに楽しめる丸針のVMN10CBに満足だったのですが、現在はまた針先を楕円針に戻しております。理由は次回です。

 

※フォノイコライザーはプリメインアンプ(DENON PMA1600ne)内蔵のもの使用です。