この雲、火の鳥に見えた。
九尾の狐🦊にも。
軍神さん?
龍神さん?

いい歳して何だけど
喪くしたチビちゃん達のメッセージが欲しいからいつも空を見上げる。
チビちゃん達を探して何かから何かを感じ取ろうと努力し続けてる。

亡くなった先の世界があるとは思っている。

私の爺ちゃんは、亡くなってからしばらくしてから会いに来たから。
会話はなかったけれど、爺ちゃんの定位置の椅子に座って満面の笑みをたたえていた。
その時の私ったら
「じぃちゃん、何してるの?気持ち悪いなぁ」
と言ってしまった。
瞬間、亡くなったのを忘れていた。
「あれ?爺ちゃん…」
爺ちゃんは、笑顔のままテレビで見るソレのように薄く薄く透明になって消えた。


そんな風にチビちゃん達は来てくれた事はない。
でも、そういう世界があるって理解できたから
毎日毎日手を合わせる。
穏やかで安寧でありますようにと。



今日は、桜🌸が心から離れない。
長野県の家の管理報告メールの画像を見たからだと思う。
空っぽの部屋の画像。
飾りタンスの足元で桜🌸がいつも寄り掛かって寝ていた場所。
車椅子で走っていた部屋。
桜🌸専用のベッドを置いていた場所。

そこにもう居ない。




昨年、8月に花ちゃん🌼13歳胆嚢腫。
主人とまるっきり同じ病気で同時期に身代わりの様に亡くなってしまった。

『せ〜の!』と声をかけると
遠吠えの様な歌を何回も歌ってくれた。
仲間同士のケンカには割って入り仲裁をする子。
人望じゃなくて犬望が厚く慕われていたしボス桜🌸もたてて出過ぎた事もしない。面倒見が良かったので花ちゃん🌼をお母さんの様に慕っていたヒコ☆はその後11月にやはり急な発病、緊急手術後に追う様に亡くなった。
愛くるしい表情。小さくポッテリした体型。お腹が歳を重ねてもいつまでも赤ちゃんのようにふっくらしてピンク色できれい。体臭も甘い匂いがしていた。

花ちゃん🌼を喪って桜🌸も喪いヒコ☆も喪い。
それでも上手に自分をコントロール出来てきたつもり。
花ちゃん🌼の気遣いの精神。
桜🌸の根をあげない強さ。
可笑しな事かも知れないけれど
花ちゃん🌼桜🌸に支えられていると感じれる。
悲しみは消えない。
仕方ないくらい愛しい子だったから仕方がない。
ずっとこのままでいいわ。
乗り越えるって何?超えなくて良い。