この雲、火の鳥に見えた。
九尾の狐🦊にも。
軍神さん?
いい歳して何だけど
喪くしたチビちゃん達のメッセージが欲しいからいつも空を見上げる。
チビちゃん達を探して何かから何かを感じ取ろうと努力し続けてる。
亡くなった先の世界があるとは思っている。
私の爺ちゃんは、亡くなってからしばらくしてから会いに来たから。
会話はなかったけれど、爺ちゃんの定位置の椅子に座って満面の笑みをたたえていた。
その時の私ったら
「じぃちゃん、何してるの?気持ち悪いなぁ」
と言ってしまった。瞬間、亡くなったのを忘れていた。
「あれ?爺ちゃん…」
爺ちゃんは、笑顔のままテレビで見るソレのように薄く薄く透明になって消えた。
そんな風にチビちゃん達は来てくれた事はない。
でも、そういう世界があるって理解できたから
毎日毎日手を合わせる。
穏やかで安寧でありますようにと。




