一山超えて1周年までスパートをかける位置の「1Day,1Disk」。


今日は僕がアニメサントラとジャズを聴くきっかけになった1枚をご紹介します。



僕は以前ORIGINAL LOVEファンのメーリングリスト(メールを使った掲示板みたいなもの)に


入っていて、そこのクラブイベントに参加させてもらったのですが


そこで異常にかっこいい曲がかかっておりまして。


その曲がこのアルバム1曲目、アニメのOPでもある「Tank!」だった・・・というのが


僕とこのアルバムのファーストコンタクトだったわけです。


その後、アニメも見るようになり(テレ東だと半分の13話しか放送してなかったり)


それから「菅野よう子」という作曲家を知って、彼女の作品と彼女が作曲したアニメ作品を


追いかけるようになったわけですが。



このサウンドトラックの作曲において、菅野はあくまで「ジャズ風」を意識し


がちがちのジャズにしない方針だったと聞いています。


それだけにビッグバンドからブルーズまでの「ジャズ」というジャンルの持つ


懐の深さをかえって表現できているように思うのです。


そして、それを演奏するために集められたバンド「シートベルツ」も


国内外の一流ミュージシャンたちで構成されています。


正直、アニメのほうは見たこと無くてもこのアルバムは聴いてみた、という方も


多いのではないでしょうか?



このアルバムをきっかけに、”音楽界”のアニメを見る目が変わり始め


それが現在のアニソン文化の隆盛へとつながっていったような


そんな気さえもしてしまう、エポックメイキングな1枚です。



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