週末、お疲れ様でした。忘年会シーズン、そろそろ佳境でしょうか。
そう、因みに、本日開催された有馬記念では惜敗いたしたして、私は馬券から引退する運びとなりました。地道に働くに越したことはない、そう心にタグを打ったところであります。 
心なしか、はたまた出勤前の雨に打たれたせいか、すっきり邪念が落ちたような気がします。欲望渦巻く魑魅魍魎の世界に、私は爪弾きにされました。お前の居場所はここではないと、現実に戻された思いです。頑張ります。仕事、頑張ります。  



私の働いているbarの話ですが、【エルサレム】といささか仰々しい屋号をつけました。2年ほど前のことです。色々な意味合いを含め決断した屋号ですが、やはりその単語に内包される「平和」という言葉の奥深さが一番の理由でもあります。

非常に哲学的で面倒くさい話になってしまう予定なのですみません。本当に面倒くさい話なので、こんな場所でしか語ることができません。

宗教と関係があるの?との質問が多いですが、全くありません。勿論、冒涜しているわけでもないです。



店のロゴは酒瓶を咥えた蛇で、これは【ウロボロスの蛇】をモチーフにしています。

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これですね。いやあ、怪しいですね。申し訳ございません。本来ウロボロスの蛇は完全性を表しますが、こいつは酒瓶なんか咥えちゃって不完全なんです。因みに僕のことです。僕の弱さを敢えてロゴにしました。


さて、ここでまた「平和」という言葉の意味に戻ります。「平和な場所」というのは、僕は「色んな立場の人々が集まる中で、皆が平等で幸せであること」だと思います。これ、すごく難しい問題なんです。つまり、本質的には「占有」という概念とぶつかるからです。


barという社交場に話を移すと、その「平和」を壊しうる可能性があるとするならば、やはり店の所有者、つまり自分、という、本来の想いとはかけ離れてしまう。非常に重い十字架です、、、



そうなんです。

でも、もうそんなことどうでもいいんです。

なるべく平和的に、たくさんの人と仲良く酒を飲みながら生きていく、くらいで正直十分なんです。

 


「そんな現実から逃避して、酒飲みながら、楽しく、少しばかり適当に店主をしてる」っていう設定でバーテンダーをやっています。

はじめまして、ユウジといいます。30歳です。よろしくお願いします。

これにて自己紹介を終わります。