ケンカセッション②

はなわ駅②で

ケンカセッションの話をしたので

はなわ駅③は

その続きのケンカセッション②

わたらせ渓谷線の起点は

「桐生駅」

桐生市は

ジャズ・ピアニスト山中千尋の出身地

コンサートの最後は

桐生市名物「八木節」で締めるといい

桐生好きを公言しているとのこと

YouTubeで

彼女の演奏する姿を見ると

ホント「八木節」が好きなんだなと

感じる

ただし、ケンカセッション②は

彼女が「桐生八木節まつり」で暴れて喧嘩したという話ではない

ケンカセッション①同様に主役は

Miles Davisで

喧嘩相手のピアニストはRed Garland

Red Garlandは

ピアニストのデビュー前はプロボクサーでもあったいう

プロボクサーとしての戦績は30勝1敗らしい

また、ミドル級で世界王座を5度獲得した伝説のボクサーと戦った経験もあると言う。

（となると、1敗を喫したのはこの時か？）

Garlandが元プロボクサーとして実力を発揮したアルバムは

マイルスデイビス「Milestones」だろう。

何故かって？

Garlandは

「Milestones」録音中Milesとの音楽性の相違から喧嘩の末、録音途中で怒って帰ってしまったことがあったらしい

Garlandが不在のため

アルバム２曲目の

「Sid's Ahead 」

と言う曲でのピアノはGarlandではなくMiles自らが弾いたとされる

喧嘩といっても

直接の殴り合いはなかったじゃないかな

（相手は、元プロボクサーだし・・・）

そして

なぜかこのアルバムにGarlandによるトリオ(Miles抜き)の演奏「Billy Boy」が収録されている

元プロボクサーが

怖かったんで無理矢理収録したのか？

そしてアルバムの最後は

ケンカセッション①の喧嘩相手(？)

Thelonious Monk作曲「Straight, No Chaser」でしめる

うーん

「Milestones」は喧嘩に縁があるアルバムだ！

花輪駅にちなんで

群馬県のマスコットキャラクター

「ぐんまちゃん」の菊人形

そして

日本酒「ぐんまちゃんカップ」

考えようによっては

Red Garlandって

超二刀流じゃないのかな？

大谷選手の二刀流は野球競技内で成立してるが

Red Garlandは、ボクシングとピアノで異次元の世界

いづれも一流だったとはすげー

ただし、大谷選手は超一流だけどね

同名駅「はなわ駅」③ 群馬県みどり市 「花輪駅」（わたらせ渓谷鐵道・わたらせ渓谷線）

同名駅「はなわ駅」③ 群馬県みどり市「花輪駅」（わたらせ渓谷鐵道・わたらせ渓谷線）