- サマータイム (新潮文庫)/佐藤 多佳子
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幼い夏の日が蘇りました…佐藤多佳子さんの『サマータイム』。
佐藤さんは児童文学がデビュー作だったのですね。
夏休みにふいに出会った片腕の少年。
影があり大人びていて、幼い姉弟は心を奪われる…
思春期の異性や同性に対する、淡い憧れの思い。
年の近い姉弟の、近くて遠い気持ちのふれあい。
自分に無いもの、出来ない事を持ってる者への憧れ。
あぁ、自分もそうだったな…大人には意味の無いこだわりを持ってた。
ずっとこの時代が続いていく様な気がしてた。
いつ忘れてしまって、どこへ置いてきてしまったんだろう…
淡くて切なくて…懐かしい夏休みを、少年達と駆け抜けてみて。
あっ、もう秋になってしまったわね。
暑い夏の日に読むのをお薦めします。(;´▽`A``
- I LOVE YOU (祥伝社文庫 ん 1-42)/伊坂 幸太郎
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伊坂さんの名前を見つけて、それで惹かれて読みました。
『I LOVE YOU』。これ、お薦めです。
伊坂さんの、『透明ポーラーベア』。ちょと不思議な物語です。
行方不明の姉の行く末が明らか(?)になって行く過程が、
姉の元恋人と彼女と、弟である自分と彼女と…
それぞれの目線で語られる時、姉は姉で幸せだったと・判明する。
不思議に繋ぎ合わさる、運命の絆の透明さを味わってみてください。
白熊の毛は、白では無く本当は透明なのですって。
他の作品もとても良いです。
6人の男性作家の、6色の恋愛物語。
どれも甘く切なく…なんだか懐かしい気持ちを呼び起こします。
若く青かった頃の気持ちが、それはそれで本物だったのだと。
短編なので、それぞれの愛を擬似体験できます。
オバちゃんの気持ちを若返らせる(?)作用がありますね。(;^_^A
- ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)/海堂尊
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- ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)/海堂尊
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- 『チームバチスタの栄光』、今クールでドラマ化されますね。
田口先生役が、電車男の伊藤ナントカ君。
ちょっとイメージが…( ̄ー ̄;まったく違う…白鳥も…(-"-;A
まぁイメージは、人それぞれなので、余り文句はつけちゃね…
いけませんよね…でもね…まあね…観ません…ドラマ…多分。
この『ナイチンゲールの~』も、『チームバチスタ~』と比べると、 - やっぱり、ちょっとツマラナかったです。本音です。
田口センセと白鳥の関係性も、バチスタより薄くて…
警視正の加納さんが出てきて、白鳥の大学時代のポン友で… - この方のキャラが濃いので、田口センセが薄くなってるのよね…
看護士の浜田小夜さんの、歌声云々のくだりは…SFチックで、
バチスタの現実味のある展開とは、真反対の空想世界っぽい。
その話が読んでてうるさくて、読者的には(私的には)
ふたつの別の話で書いた方が、据わりが良かったのでは?って、
海堂さんに進言したくなってしまいました…(大きなお世話?^^;)
話としては、面白いし最後までズンズン読めます。
バチスタよりも、医学用語が少ないので上巻から読み易いです。
ちょっとミステリーで、括るのは?(はてな)って感じで、
本格ミステリー好きには、なんじゃこりゃ~って思うかもしれません。
内容は余りにも複雑すぎて、端折らせていただきました…すみません。
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なかなか読めなくて、TOKYO遠征のお供に連れて行きました。(;^_^A
で、見事読破しました。ヾ(@^(∞)^@)ノ
こちらも、ミステリーって言うよりも、コメディタッチで面白かったです。
映画とは、少し違う終わり方でした。ロマンスも薄いです。
でも、雪子さんは、頭の中では最後まで映画の鈴木京香さんのまま…
ギャングを生業…いや、趣味にしている、4人の男女。
それぞれにギャング人生を楽しんでいます。
人の嘘が見抜ける能力を持つ、市役所の役人・成瀬。(男)
体内時計が正確に働く雪子さんは、車を盗めます。運転も上手いです。
でも、シングルマザーなんです。息子がひとり。
演説が得意な喫茶店の店主、響野。(男)奥様は陰の協力者で功労者。
スリが本職(?)動物をこよなく愛する青年、久遠。(男)
4人の力を合わせれば、ギャング家業も楽々なのだけど、
ある日の銀行強盗を働いた道すがら、
折角手に入れた4000万円を、違うギャングに横取りされた!
そこから始まるドタバタコメディ&ミステリー。んな物語。
面白いですよ。ハラハラドキドキの場面も有り。
胸のすく様な展開有り、泣いたり笑ったり、もう大変。
でも・遠征のお供にはちょっとキツイ一冊でしたわね…。
半蔵門の脇のベンチで、文庫本読みながら、
「クククッ…」と肩を揺すって、笑いを堪える怪しいオバちゃん… - あれはそう、多分、認めたく無いけど…アタシです。(゚ー゚;
同じ日に全裸で泳ぐ外人さんが、どうも反対側の皇居のお堀で、
皆さんの注目を集めていた様で、アタシは通報されませんでした…(爆)


