先日、広島県庄原市東城町を街ぶらしてきました。

【観光サイトより】

広島県の北東に位置し、鳥取・岡山両県と県境を接している東城(とうじょう)町。かつては比婆(ひば)郡におかれていたが、平成17年に庄原市と合併。町名は、戦国時代にこの地を治めた領主・久代(くしろ)宮氏が、五品嶽(ごほんがだけ)城と大富山城の2つの城を築き、前者を「東城」、後者を「西城」と呼称したことにちなんでいる。

良質な水に恵まれ酢や酒造りが盛んな町のようです。

 

 

旧城下町の風情が残る民家や店舗がたくさんありました。

漆喰の白壁に鏝絵(こてえ)が描かれています。

(左官職人が使う道具の「こて」で、漆喰の塗装材料を塗ってレリーフを描いた作品のことで、民家の壁に家内安全などの願いを込めて描かれています)

 

 

 

赤酢で有名な「後藤酢醸造元」は、明治14年創業から販売されています。

「赤酢」は酒粕から作られる酢のことを言い赤みを帯びています。

「後藤の赤酢」は材料に地元の生熊酒造さんの銘酒「超群」の酒粕と「帝釈カルスト台地の硬水」を使用し、静置発酵と呼ばれる昔ながらの製法で作られ、3年以上の時間を掛け商品を作られています。

 

 

 

 

生熊酒造…江戸末期・慶応元年創業の老舗です。清酒「超群」ブランドがあります。

清酒「超群」。辛口のお酒で硬水を使用しているそうです。

通常、日本酒は軟水で造られ、水そのものと同じように、口当たりまろやかに仕上がるそうです。一方、硬水で日本酒を造ると、旨味とキレが生まれるそうです。

 

道路を隔てて別の街並みへ

 

東城まちなか交流施設えびす…ここで観光パンフなどがあります。

 

東城町で有名なお菓子「竹屋饅頭」ここ本店。 江戸時代から続くお店です。

 

 

菊文明を作る北村醸造場の創業は江戸時代

 

菊文明はキリッとした旨辛口なお酒のようです。

ここで製造されるお酒は約10種類。地元合鴨農法で作られた酒米と、帝釈カルスト台地の硬水を使用して作られてるそうです。

 

ふじや写真館…現在は営業されていないのかな…?

 

三楽荘(旧保澤家住宅)は、明治期に東城の名匠と言われた横山林太郎棟梁により建てられ、東城のまちなみ景観の代表的な町屋です。国登録有形文化財になっています。

「三楽荘」2010年3月まで旅館として営業されていたそうです。

 

色々と調べていたら、まだまだ見ていないところがたくさんありました。

また行きたいと思います。