ちょっと用事の帰り道に「かたくりの里」によってみました。
春を告げる山の妖精に会いに…なんて(自分的に似合わないですが)
向原町はカタクリが自生する日本の南限であり、平地部に群生している点が珍しいとされてるそうです。
鱗茎(球根)は分球することはないそうで、種で増えるそうです。そして種から花が咲くまでに、最短でも7年もかかるそうです。
さて、場所は…黄色の丸枠がかたくりの群生になっています。
↓除草されている山肌あたりにかたくりが咲いています。
今年は新型コロナで「向原かたくり祭り」は中止になっていました。飲食・バザーやイベントは中止。見学のみとなっています。
この情勢では仕方ないですよね。
ちよっと見えにくいと思いますが、一面に紫色のかたくりの花が満開となっています。
ほんま綺麗ですよね~。ちょっと調べてみたら、花の寿命は10日程で、陽射しや雨などで傷む事が多く、5日間くらいが普通のようです。
紫色のまだら模様でそり返った6枚の花びらの間から、紫色のやくが突き出ています。
その名前の通り、片栗粉はこの植物の鱗茎(球根)から抽出したデンプンの粉です。
しかし、現在はほとんど安価で多く収穫出来る、ジャガイモやサツマイモから抽出したでんぷん粉が(片栗粉と言われ)用いられています。