松本清張原作の小説「砂の器」この作品の舞台になったのが、ここ奥出雲町の亀嵩です。映画やテレビドラマのロケもここで行われています。静かで落ち着いた場所です。。(松本清張原作の小説「砂の器」の撮影現場は明日アップします)
今日は湯野神社を紹介します。
湯野神社は、いつ頃創立されたか明らかではないけど千数百年前につくられた本の「出雲国風土記」や、菅原道真公等が編集した「三代実録」にその名があります。
鳥居をくぐって階段を上がると…大けやきがあります。
樹齢450年の大けやき。町の天然記念物に指定されています。
樹齢200年の大杉が並んでいます。進んで行きます。
狛犬
狛犬の横を見てたら…明治41(1908年)10月21日と書かれていました。今年で111年なんですね~
チョット調べてみたら、明治41年に亀嵩地内の四社を合祀し昭和61年には島根県神社庁特別神社の指定を受けたそうです。
これがこの時の狛犬だったんですね。
さらに進んで行くと神門があります。神門をくぐると…亀嵩神社があります。
【HPより】
湯野神社の古文書、棟札、幟、鳥居に残っている神社名は、温沼神(ユヌノカミ)・大森大明神・大森社・亀嵩大社・亀嵩神社中湯野村社となっており、時代によって改められ、二十四斛(コク)四斗二升の社領を戴いていた。
徳川時代の遷宮の棟札に、湯野神社を大氏と称して一名の総本願を出し亀嵩の春田神社、星神社、久比須神社、鹿島神社からそれぞれ一名の村本願を出し、共に遷宮の神事の費用を分担して奉納したとある。
そして、当神社を亀嵩大社と称していたことから、亀嵩の総氏神であったと思われる。
↓裏側から撮った写真
亀嵩神社をくぐると、社殿の湯野神社が見えます。
手水舎
湯野神社の社殿
本殿
社殿と本殿
【HPより】
境内末社の玉作神社は「出雲風土記」にのる神社で大昔、玉峰山から産出した水晶で玉を造っていた玉造部の祈願社であったが、長い変遷を経て明治十二年に湯野神社に移転した。
↓玉作神社
先ほども書きましたが、昭和61年には島根県神社庁特別神社の指定を受け、その時本殿の裏側の石垣にありました。
また、社殿に行く途中に相撲場がありました。
文久三年に、十二代の横綱となった陣幕久五郎が雲伯出世相撲場を開設して以来、例祭の日、出雲や伯耆の国の力士を集めて雲伯出世相撲を盛大に開催したそうです。今でも10月の秋祭りには、神社境内土俵で出世相撲が行われているそうです。
明日は松本清張原作の小説「砂の器」、この作品の舞台を少し行ってみたのでアップします。