今週は神戸をお散歩してきました。神戸といっても、毎度のことながら有名な場所には行っていません(^▽^;)。

たまたま、BSのある番組で放送されていたので、実際に行ってみようと思い今回行ってみました。

近畿地方に住まれている方は神戸の「新開地」と言えば、DEEPな街であることはご存じだと思います。

 

【まず予備知識として ↓読んで下さい】

 

神戸・新開地地区は、1905年(明治38年)、旧湊川を埋め立てた跡地に自然発生的に生まれました。

瞬く間に芝居小屋や活動写真小屋が立ち並び、一大歓楽街となった新開地。その繁栄ぶりは、「東の浅草、西の新開地」と謳われ、全国有数の娯楽のメッカとなりました。また、1km弱の新開地本通りに20以上の映画館が軒を連ねる有数の「映画のまち」として大いに賑わいました。

当時、ここで毎日のように映画を観て育った故・淀川長治さん(映画評論家)もここの出身です。また、喜劇俳優チャーリー・チャップリンも訪れたようです。

その後、市役所移転、川崎重工業の移転とどんどん衰退、いつしか新開地は「こわい、汚い、暗い=3Kのまち」として、市民の足が退くようになりました。

 

1995年(平成7年)1月17日、阪神淡路大震災により地区の7割強が全半壊し、町は壊滅的な打撃を受けてしまいました。

これを機に、「復興から愛される街 神戸のB面」へと倒壊アーケードの再生や再開発の動きを一気に加速させ、今日に至りました。

 

長々と書きましたが、人の力ってスゴイと感じさせられました。

 

事前に自分も予習してたので、神戸に降りてこれから歩いてみます。

 

 

↓JR神戸駅(北側)の駅舎です。

 

 

 

 

↓JR神戸駅から歩いて約8分少々の所に新開地商店街があります。

 

 

新開地に行く途中、かつては「西国街道」の通りになっていたようです。

 

↓新開地に到着です。以前(1937年)は、このように大阪ガスビルが建っていましたが…

 

2年前から、ある会社が一旦取り壊して、↓ 今年(2016年)マンションに建て替えられました。面影は丸い形をした建物です。もちろん、一般の人は立ち入り出来ません。

 

↓○で囲んでありますが、何か解りますか?。

 

 

実は、最初に予備知識で書いた、喜劇俳優チャーリー・チャップリンをイメージされて作られたようです。

 

↓神戸アートビレッジセンターは、若手芸術家の育成を図るとともに、新開地を芸術の村として構築し20周年を迎えました。

 

↓映画館(1957(昭和32)年からあるようです)  

 

超ロ-カルな話になるけど、広島市中区(鷹野橋)にあったサロンシネマは1972(昭和47)年から開館し2014年8月31日に幕を閉じたから、こちらの方がまだまだ古いよね。

 

 

↓新天地劇場(大衆演劇場) ここは、昭和21年(1946年)11月からされているようです。

 

またまた、超ロ-カルな話になるけど、広島市南区(的場町)にある清水劇場は1983(昭和58)年から開館してるから、これもまたこちらの方がまだまだ古いよね。

 

この日もたくさんの(ほぼ)女性の方がたくさん列を作っていました。

 

さらに商店街を進んで行きます。ここにも喜劇俳優チャーリー・チャップリンをイメージされて作られています。

 

どんどん進んで行きます。

↓ 「赤ひげ」という居酒屋さんです。単価も安いですよ。タイ皮ポン酢(190円)、わかさぎの天ぷら(210円)、大根おでん(80円)…etc、朝から飲めます。お!ゴリラが様子を伺ってます(-^□^-)。ほんまにゴリラかいなぁ~?オッサンみたいやけど…(・_・;)

 

↓アーケードの左側、ラウンドワンがあるところにかつて聚楽館(しゅうらくかん)という演劇場がありました。新開地の最盛期を象徴する建物で、東京の帝国劇場をモデルにしたことから「西の帝劇」と呼ばれていたそうです。

 

 

明日も新開地商店街を紹介しますニコニコ