今週は久しぶりに大阪探訪をしてきたので、その様子をアップします。

前日(金曜日)、元職場に居た講師仲間と久しぶりに再会し時間を忘れてよく飲みました…


同じ仕事してたので、懐かしい話など盛り上がりました…仲間っていいよね~(^O^)


案の定…翌日(土曜日)朝から、二日酔い…探訪に行くのに動くのしんどかったわ(x_x;)…酒はいらん!って思った…(T_T)


今回は、兵庫県三木市吉川(よかわ)町にある「山田錦の郷」へ行ってみました。


住んでる場所から乗換を含めて約1時間JR宝塚線で「新三田駅」に到着。



ここから、バスに乗換て「山田錦の郷」に到着。この日は天気も良く気持ちのいい日なのに自分は体調最悪…自業自得やわ(^o^;)えヘヘ



酒蔵のイメ-ジ持ってたけど、道の駅って感じでした。



中に入ると酒樽が…調子悪いのに、そこだけは目に止まるf^_^;笑



まずは、産直市…地元の野菜などがたくさん…帰っても簡単な調理しか出来ないので残念ながら見るだけにしました。



反対側にはお酒の商品がズラリ(^O^)



冷酒も(^O^)



↓山田錦の館の限定販売です。純米大吟醸原酒「山田錦の郷」

そもそも山田錦とは…

「酒米の王者」山田錦

酒米の中でも最も優れた品種と認知されているのが兵庫県産「山田錦(やまだにしき)」であり、山田錦で醸した大吟醸酒は最高品質の日本酒の代名詞ともなっています。それゆえ、山田錦は「酒米の王者」とも称されているわけです。山田錦という品種は、1923年に兵庫県立農業試験場において、それまでの優良品種であった「山田穂(やまだほ)」を母親品種に、「短桿渡船(たんかんわたりぶね)」を父親品種として人工交配を行い、1936年に兵庫県の奨励品種になったものです。山田錦は、その優れた酒造適性からすぐに評判になり、全国の酒造メーカーが競って求めるようになりました。



↓ここでは試飲(有料)が出来ます。今日はとても飲めません…例え飲んでも上手に感想を伝えることは出来ないのでスル-します(^o^;)



産直市がさらに奥に入ると、山田錦について解説などがあります。



展示会場歩いていたら、何か独特な人形が目につきましたヽ(*'0'*)ツ



この辺りの昔の雰囲気を出して作られているようですが、人形もかなり時代を感じるんだけど…



平成21年現在米の品種は「うるち米317品種」「酒米78品種」「もち米87品種」合計482品種あるそうです。


↓下の写真は米の品種が書かれています。


で、酒米の中でも特に有名なもの5つ調べてみたら…(ネットより)


山田錦(やまだにしき)


酒米の王様と言えば真っ先に名があがるのがこの「山田錦」でしょう。酒米の中でも全国一の生産量を誇ります。全国の生産量の9割以上が日本最大の酒どころである兵庫県で生産されています。山田錦を使用して造られたお酒は香味が良く、大吟醸酒や、鑑評会に出品する日本酒などもこの山田錦を原料として造られることが多いです。最近よく耳にする「獺祭(だっさい)」も原料米には全てこの山田錦を使用しております。


五百万石

主な生産地:新潟県

新潟県が代表的な産地である、五百万石。山田錦と並んで酒米の二大トップとして知られています。この酒米で醸しあげた酒は、淡麗でスッキリとした味わいに仕上がります。新潟県の気候風土に最も適した栽培特性を有し、米王国新潟を代表する品種となっています。


美山錦(みやまにしき)

主な生産地:長野県

長野県を代表的な産地とする美山錦は昭和53年長野県農事試験場にて、突然異変によって誕生した比較的新しい酒造好適米。五百万石に近いスッキリとした味わいで、長野だけでなく東北地方全体で広く栽培されています。東北の淡麗な味わいの酒を生み出す元となっている酒米で

す。

出羽燦々(でわさんさん)

主な生産地:山形県

吟醸王国と呼ばれる山形県を代表する酒米「出羽燦々」。すべての原料が山形オリジナルです。出羽燦々という名は「山形県が生んだ酒造好適米にふさわしく、印象の強い名前にしよう」と選ばれました。吟醸酒にふさわしいスッと切れるキレあじの良さとさらりとした飲み口の淡麗な味わいに仕上がるのが特徴です。


雄町(おまち)

主な生産地:岡山県

雄町は酒米としては最古参の種目として知られており、山田錦や五百万石のルーツとなっております。栽培の難しさから次第に山田錦や五百万石にとって代わられ、生産量が減少していき、絶滅の危機を迎えておりましたが、近年岡山県の酒造メーカーを中心にしたグループが栽培を復活させ、雄町を使用した清酒が再び生産されるようになりました。雄町からは山田錦よりも芳醇でコクのある味わいの酒が出来上がります。


山田錦が出来るまでをパネルによって紹介されています。



母親品種の山田穂は、背が高く倒れやすいという栽培上の難しさから次第に敬遠され、昭和初期を最後に生産されなくなってしまいました。山田穂は、歴史にのみ残る、言わば「幻の米」になってしまったのです。しかし、「山田穂」の草丈を短くし倒れにくくするために、交配を重ね復活しました。

山田錦は母親の名にちなんで、「山田錦となったそうです。


↓ 解説を要約しました。


↓穂の長さです。右から2番目がコシヒカリ、左から母親の「山田穂」、左から5番目が品種改良された「山田錦」。何気なく見てた稲の穂、長さも色々とあるんやね~叫び




【余談】 酒米と食用米の違いって何だろうと思い、ネットで調べてみました。


違いその1:外観(大きさ)

酒米は一般的なお米と比較して米の粒が大きい傾向にあります。

酒米は日本酒を造る上で「精米」と言う米の表面を削る必要があるため、粒の小さな米だとすぐに砕けてしまうのです。

違いその2:心白(しんぱく)

基本的にお米には白色不透明な「心白」と呼ばれる部分が中心に存在します。

この心白には、タンパク質の含有量が少なく、また、磨いても砕けることがないよう粘度が高く、醪(もろみ)によく溶けるという性質があります。

酒米はこの心白の占める割合が一般的なお米と比較して大きいのです。

違いその3:醸造適性

お酒への醸造のしやすさのこと。こちらは蒸米吸水率、麹への造りやすさなど、日本酒作りにおいて重要な過程において適しているということです。


以上、酒米と食用米の基本的な違いになります。

食用米に含まれるタンパク質や脂肪はご飯として食べる際は旨味となりますが、お酒になると苦みや雑味として現れてしまうのです。



ネットで色々と調べてみたけど、お酒に関することは奥が深い…今までの話を飲みながらしても余り覚えていないやろうなぁ~f^_^;