今回の記事では100均のライトを自動点灯式に改造してみます。参考にさせてい頂いたブログはこちらです。
このブログ読んで自分にもできそうと思い早速DAISOへしかし、同じものが無かったので私が購入したスポークライトと自転車用フロントライトしたのは下の画像の商品です。
写真の右のライトは電池が3本の4.5V。スイッチによって点灯→点滅→消灯します。ホントはこの機能を生かしたかったのですがいい案が浮かばず、今回は暗くなって走行すると点灯するという機能を持つライトだけに改造します。
写真の左のスポークライトは電池が2個の3V。振動を感知したら点滅するという機能だけなので、別途明るさを感知するセンサーが必要になります。
スポークライトを開けると中に基盤が入っており基盤にある二本の針金と金属板が振動を感知するスイッチになっています。しかし、動画からわかるように結構強く振らないと反応しないので。
金属板を取り外してブレッドボードへ挿して傾斜スイッチに変更、そしてCDS(明るさによって抵抗値が変化する抵抗)を並列に接続します。すると揺らしただけでは反応せず、手で覆って暗くして揺らすと点滅するようになります。
後は
と同じ回路を組んでいきます。
しかし、参考にしたブログでは、ライトが500mA流れていたため大電流用のMOSFETを使用していましたが、このライトは測ってみると65.7mAだったので Ic=150mAの一般的なトランジスタを使いました。
LEDなので65.7mAでも十分に明るいです。ママチャリのライトならば十分なスペックです。
持ち合わせが無かったので一部違う電子部品を使用しましたが中身は変わりません。
220μFは手元に無かったので100μFを並列に
抵抗47kΩが無かったので100kΩを並列に接続しています。
電源は前照灯の方の4.5Vで統一します。しかしスポークライトに4.5Vをそのまま加えたところ故障はしませんでしたが、動きませんでした。そこで参考にしたブログと同じように整流用ダイオードで約0.7V電圧を下げます。
使用した追加電子部品を以下にまとめておきます。
・CDS
・傾斜スイッチ(ボールスイッチ)
・2SC945(Ic=150mAのNPNトランジスタ)
・2SA337(Ic=-150mAのPNPトランジスタ)
・電解コンデンサ100μF ×2個
・トグルスイッチ
・抵抗100kΩ×3個
・抵抗1kΩ
・抵抗330Ω
・整流用ショットキーバリアダイオード ×2個
CDSはライトの裏にハンダこてで穴を開け(このとき強烈な匂いがするのでしっかりと換気を)その穴に挿してボンドでひっつけました。
最終テストちゃんと点灯してますね。
最後にカバーを載せて完成です。一様電源をON-OFFができるようトグルスイッチを付けておきます。
トグルスイッチが横から飛び出る見た目は奇妙ですが暗くなって走行すると自動で点灯するというハイスペックなライトが完成しました。ちなみに上部のスイッチはダミーですw。
感想
感動ですw。僅かな振動でも感知して点灯しますし、必要な暗さのときに点灯してくれます。もちろん明るいときには点灯しません。しかし作業している時間が一番楽しかった。
興味がある方はぜひぜひやってみて下さい。