1967年に西ベルリンで結成されたTangerine Dream は、今年も再発盤も含め大量のCDが発売され続けている。
45年の変遷は、現代音楽の歴史と平行しているかの如きグループだ。
アートとテクノロジーが、世代を超えて受け継がれる象徴的なグループでもある。
リーダーのエドガー・フローゼの息子ジェレミー・フローゼがメンバーに加わり、父の死後もグループ名を継いで活動し続けそうだ。
先日亡くなったアップル社の創始者であるスティーヴ・ジョブズ氏には、技や精神を受け継ぐ親類縁者が居なかったらしいが・・・
日本では、世襲や同族会社といった制度が、消えない社会であり、利点と欠点も変わらず続いている。
技術的な生産等の商売とエンタテイメント関係は、世襲や後継者という点で、違っているのだろう。
さて、Dream Mixesシリーズの第5弾が、昨年(2010年)4月に発売されていた。
最初のDream Mixesが出たのが、1996年なので25年も前になる。
世代や歴史を超えたエレクトロポップでありながら70年代プログレッシブロックの
叙情性も失われていない現代音楽の集合体的なシリーズである。
- Dream Mixes 5/Tangerine Dream
- 価格不明
- Amazon.co.jp
Tangerine Dreamのアルバムは、ベスト盤も含め毎年何枚か発売され続けている。
Dream Mixesシリーズ以外は、ビート感が無いポピュラー・アンビエント・プログレ系の古風なアルバムが殆どなので、あまり売れていない。
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21世紀のドイツ・エレクトリック・ミュージックは、ハウス・エレクトロニカ・トランスといったビート・チャカポコ系が主流となっており、若い世代への人気も高い。
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