今秋の旅行は、夏のパソコン修理の痛い支出の影響で、和歌山市へ日帰り旅行にしました。


今回使ったのが、南海電鉄が出している「和歌山おでかけきっぷ」です。
南海難波ー和歌山市の往復券と、和歌山バスの一日券、そして観光施設の割引が受けられます。
料金は2060円で、個別に南海の往復券と和歌山バスの一日券を買うよりも800円安いです。
そして、510円を追加すると、往復特急「サザン」の指定席で行く事が出来ます。
「サザン」の指定席は510円しますので、片道代金で往復乗れるこちらのセットをお勧めします。
ただ、購入時に帰りの指定席券も買わないといけないので、時間が制限されるのが難点ですが。

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南海難波駅に到着した特急「サザン9号」
列車は8両編成で、前4両がリクライニングシートの指定席の10000系で、後4両がロングシートの自由席の7000系です。

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10000系の車内
遠目からは豪華に見えますが。

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かなり汚れの目立つオンボロ座席でした。

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それに窓側の座席にしかテーブルがなく、しかも2席に1席はカーテンが邪魔で非常に使いにくいです。
私が乗ったのは4号車でしたが、2・3号車には改良型の座席になっていましたので、もし利用されるならば、窓口で2号車か3号車を指定するのをお勧めします。

1時間で和歌山市駅に着きました。
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和歌山市駅舎
かつては乗降客数5万人で和歌山市の中心駅でしたが、現在は1万7000人を下回り、JR和歌山駅の方に中心駅を譲ってしまいました。
駅舎に入居していた「高島屋」は昨年に撤退し、現在はデイリーカナートと100均が入っています。
そして、この駅舎も取り壊しが決定しており、現在より大幅にこじんまりした建物になるそうです。

久しぶりの和歌山なので名所を観光
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和歌山城

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和歌山城西之丸庭園(通称・紅葉渓庭園)で紅葉の名所です。
ここは入場料無料なので絶対お勧めします。

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中心街の「ぶらくり丁」ですが、寂れてしまいシャッター街になっていました。
和歌山市はJR駅・南海駅を含めても、市街地で賑やかな場所はありませんでした。

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夕日が名物の新和歌浦

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しかし、私が最も行きたかった所は市街地から離れた場所にありました。
和歌山バスで紀ノ川大橋を渡り、狐島宮バス停で降りまして、600メートル程歩くと・・・

ありました
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居酒屋アパッチです
WBS和歌山放送ラジオの「桂文福のあの店この店」というお店紹介のミニ番組で、文福師匠がお店の方と、掛け合い漫才の様な形式でお店を紹介します。
そして文福師匠が「アパッチに来てっち~。僕も行くっち~」で閉めます。
このフレーズが大好きで、ネット上のニックネームは「アパッチ」に決めて、もう10年近く使っています。

しかし、訪れたのは今回が初めてです。
こんな雰囲気だったんだ!居酒屋とホテルを併設していたのは知らなかったな。
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居酒屋アパッチ玄関口は「あぱっち」とひらがなでした。

夜は居酒屋ですが、昼のランチもしています。
今回はそれが目的でした。
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ランチメニューは日替わりですが一品だけでした。これが今回のランチです。
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メインは鮭の野菜あんかけ
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食後にはドリンクサービス。アイスコーヒーを頼みました。
これで税込み500円です。
食後のドリンクサービス込みでこの値段は絶対お得ですね。

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帰りは南海12000系特急「サザンプレミアム」でした。
アパッチ訪問と共に、この列車に乗るのも今回の目的でした。
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側面にはSOUTHERNPremiumの文字が
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車内の様子
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座席の綺麗さは10000系とは雲泥の差ですね
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フットレストにコンセントも付いています
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10000系と違って大型テーブル装備
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和歌山市駅舎にあるデイリーカナートで買った、鶏そぼろ弁当とチューハイで優雅に1時間を過ごしました音譜

同じ指定席料金ですので絶対に「サザンプレミアム」がいいですね。


延長モードになっている当ブログですが、今回で旅行ブログは終了させていただきます。
後は星輝美さん出演の映画残り6本と他の映画を少し混ぜて、ブログを閉じたいと思います。