今回は「ザ・ガードマン」セレクションから



261話「モロッコの真赤な太陽」  土井茂監督

ザ・ガードマンの海外ロケ編です。

今回のセレクションでも半数程が海外ロケ編でした。

海外ロケ編では前後編の2回に分けて放送するか、同じキャストで違う話を放送するパターンがあります。

今回は253話のメンバーで撮られています。



日本とモロッコの共同地下開発担当者矢野「山崎努」が行方不明になり、国際開発公団が東京パトロールに捜査を依頼。

高倉キャップ(宇津井健)と清水隊員(藤巻潤)がモロッコに向かう。



搭乗するのはKLMオランダ航空
番組と提携していた様で海外ロケ編では必ず登場します。



矢野(山崎努)は現地の日本人歌手ベティ(稲野和子)と恋仲になるが、彼女は地下開発を妨害する一味だった



稲野和子さんは中原早苗さんと並ぶ最多ゲスト出演者です。



清水隊員が組織に追われながらたどり着いた家にルシア(緑魔子)が居た。

ルシアが矢野を匿っていたのです。



緑魔子さんもゲスト常連ですが253話には出演しておりません。

ゲスト面では今回の方が豪華です。

稲野和子さんもそうですが、魔子さんもエキゾチックですね。



組織のボスは西村晃

実はルシアの父親だったのです。
ルシアは西村晃さんが父親なのを知りません。



藤巻さんはその後組織に捕まり、モロッコの責任者カジム氏暗殺未遂の濡れ衣を着せられ逃亡

衣装はイスラム女性のベール姿
つまり女装です(笑)



ベティは矢野とルシアを殺そうとしたが、矢野への愛から殺せず組織の人間(西沢利明)が裏切り者として殺そうとしたが、ベティを愛していた西村晃さんが射殺

何とも気の毒な西沢さん。



如何に愛していても裏切り者は許せずベティは射殺されます。



ここまで宇津井さんはあまり良いとこ無し。
日本に電話して応援を求める



吉田隊員(稲葉義男)と杉井隊員(倉石功)が派遣されます。

当時は良かったのかも知れませんが、今見るとKLMのバックを持って街に出掛けるのはカッコ悪いですよね。



組織とガードマン達は対決します。

が、ガードマンにライフルを向けた西村晃さんにルシアは背中にナイフを刺し殺してしまう。

父親とは知らずに。



ストーリーはかなり大雑把でしたが、緑魔子さんのルシアはエキゾチックで良かったですね。