ブルートレインひとり旅の後編です

photo:01


寝台特急「はやぶさ」は下関駅に到着しました。

隣は153系急行形電車


マー坊はこの駅で車掌と駅員に見つかりここでリタイヤ[みんな:01]

東京駅から牽引して来たEF65PF形機関車ともここでお別れです。


photo:02


関門トンネルはステンレス製の専用機関車
EF81が牽引します。


photo:03


門司から終着・西鹿児島迄は交流用機関車ED76が牽引します。


EF81 ED76共に「はやぶさ」のヘッドマークがありませんが
この当時は東京駅発の機関車のみヘッドマークを掲げていました。





photo:04


「はやぶさ」は583系電車と遭遇

当映画ブログ初の583系登場ですクラッカー

但し映像がボケてヘッドマークがハッキリ見えないのが残念ですが、
ヘッドマークの色から判別すると、特急「にちりん」ですね。

photo:05


あづさ宛の電報があり、鳥栖駅に母親が迎えに来ている事が判る。

鳥栖駅に着くのを待つあづさ

photo:06


鳥栖駅に到着しました。

50系客車が見えます。

photo:07


あづさは母親と涙の再開をしました。
そして「はやぶさ」とたけしに別れを告げる為走ります


たけしはあづさを見送った後自分の寝台に戻ると
photo:08


たけしの父親(川津祐介)が座っていました。


この作品のハイライトシーンです。

会社人間の父親は此処で初めてたけしとの親子の対話が始まりました。

そして想像以上のたけしのしっかりさと強情さに父親は目を和らげたけしを男として「男同士」の話しをします。


photo:09


熊本駅のたけしと父親

たけしは無断でひとり旅をした事を謝罪し熊本駅で降りると言いますが、
父親は「心配のかけついでだ、思い切って行って来い」

「男らしく最後までやり通すんだ」と言いたけしと握手して別れました。




photo:10


熊本駅では「はやぶさ」の半分の客車が切り離されました。

それを牽引するDD16形ディーゼル機関車が入線

その横をたけしの父親が去って行きます




$アパッチの映画EXPRESS-image


映画の最後は上空からの西鹿児島駅です。



あとがき
この作品は鉄道ファンの少年向けに撮られた映画で、一般上映は行わず小学校や公民館で上映されたそうで、その後もビデオ化やDVD化もされずに今日迄来ました。

内容は子供向けなんですが、鉄道シーンは今までのどの作品よりも緻密で
ハイライトシーンのたけしと父親の会話は本当に素晴らしいです。



この作品をテレビ初放送してくれたチャンネルNECOには本当に感謝します。






そしてこんなにも旅情感溢れるブルートレインが2015年度末迄に全廃される衝撃的なニュースが報じられました。


もうブルートレインは映像でしか観れなくなるのです。