今回紹介する作品は


1967年(昭和42年)日活
「喜劇 東京の田舎っぺ」



千野皓司監督




YouTubeには東京ぼん太が歌う主題歌もありましたが、晩年の漫談にしました^^


あらすじ
栃木の田舎者 秋津圭太(東京ぼん太)は東京へ働きに来たものの、上野駅の便所で荷物を取られてしまう。
しかし便所で女性下着メーカー プリンセス社長の赤沢(大坂志郎)と知り合い、下着メーカー社員として働く事になる。


千野監督は石立ドラマのメイン監督として知られていますが、本作が初監督作品です。


そして、今回は久々に鉄分満載のブログです[みんな:01]


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主役 秋津圭太役の東京ぼん太

東京ぼん太は小林旭と共演した「あいつ」シリーズ後、本作で遂に映画初主演しました。


私は東京ぼん太の名前は知っていましたが、彼がどんな活躍をしたのかほとんど知りませんでした。

この時代の東京ぼん太さんは、映画だけではなく、ドラマやバラエティの司会、歌手と大変な売れっ子だったそうですね。

尚、隣の電車は中央線の101系電車


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本作のヒロイン
下着メーカーの社長秘書 奥山あさみ(松原智恵子)

毎度毎度キドリンばかり登場させて申し訳ありません。

意図的にやっている訳ではないのですが、結果的にそうなってしまうのです(笑)

キドリンは東京ぼん太のマドンナ的存在です[みんな:02]


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下着メーカーのデザイナー中原吾郎(川地民夫)

彼とキドリンは恋人同士ですが、その中に割って入る人物がビックリマーク

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川地と同じくデザイナーの滝信介(財津一郎)

パリ帰りの凄腕デザイナーでキドリンを強引に奪ってしまいます。

財津一郎さんは劇中ほとんどサングラスをしていました。

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財津一郎に捨てられた女性役に伊藤るり子


伊藤るり子はドラマ「雨の中に消えて」でキドリンと共演していますが、実生活でも仲良しで、伊藤るり子さんが引退した後テレビの旅番組でキドリンと旅行に行ったそうです。



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本作品は芸人さんが多数チョイ出しで出演

てんぷくトリオの三人
戸塚睦夫 三波伸介 伊東四郎






そして鉄道シーン
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キハ82特急「やまばと」

1964年から4年間「やまばと」はDC特急として走っていましたので、DC時代末期の映像です。

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上野駅に到着した「やまばと」

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同じく上野駅にて

「荷物電車」 「やまばと」 「451系急行」

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最後に京王1700系電車



あとがき
東京ぼん太主演の「田舎っぺ」シリーズは3作品続いたそうですが、主要キャストはほとんど変わらずキドリンもお付き合いしました。

今回チャンネルNECOでは「喜劇 東京の田舎っぺ」しか放送しませんが、続編が放送すれば又紹介したいと思います音譜