今回紹介する作品は1960年(昭和35年)大映
「セクシー・サイン 好き好き好き」

島耕二監督


先ずこの作品の主題歌・フランク永井の「好き好き好き」を聴いて下さい。





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あらすじ
山崎亮太郎(川口浩)はアパレルメーカー「ダンセット」の宣伝部員でオリンピックにも出場したR大学アイスホッケーOB

亮太郎が好きな三人娘があの手この手で彼を射止めようとする大映流ラブコメ作品です。

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山崎亮太郎役の川口浩

この時期の川口浩は何故かこんな美味しい役柄が多いですね。

隣は三人娘の一人叶順子

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亮太郎を狙う三人娘おとめ座

左から宮川和子 野添ひとみ 叶順子

宮川和子は亮太郎が勤めるダンセットのお嬢さん花島マリ子役

彼女は大映の中堅女優で三枚目的な役柄で活躍しました。


野添ひとみはダンセットの契約モデル河端京子役

川口浩と野添ひとみはこの作品が公開した年に結婚しました。


叶順子は弟がR大学アイスホッケー部員で自身は美容師白川時子役

彼女は当時の大映トップ女優の一人です。

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池袋西武百貨店の屋上ヘリポートでのダンセットファッションショーのシーン

此処は当ブログでも紹介した「都会の空の用心棒」の主要舞台になりましたね。

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屋上ヘリポートのファッションショーでポーズを決める野添ひとみ^ ^

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鉄道シーンは東海道本線を走る80系電車
正面三窓の初期型です

種別・愛称は不明

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車内の様子
これはセットのようです。

田宮二郎が映っています。
アイスホッケー部員役

彼は大映に入社してからは暫くの間脇役に甘んじていました。

しかし、自信家の田宮ですから内心は主役の山崎亮太郎は俺の役やんか!!と思っていたでしょう。

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フランク永井が偶然に乗り合わせた乗客として登場
主題歌の「好き好き好き」も披露しました。

野添ひとみと叶順子に挟まれて御満悦顔のフランク永井(笑)

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箱根駒ヶ岳ロープウェイも登場

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で、結局山崎亮太郎はラジオ局アナウンサー井上和子(金田一敦子)好きだったのでした。
そして彼女と婚約

金田一敦子はお嬢さん役や時代劇のお姫様役が多い大映中堅女優です。


川口浩は結局4人にモテた羨ましい役柄だったのでしたw