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今日は東映の作品から
昭和36年「花と嵐とギャング」を紹介します。

あらすじ
まさ(清川虹子)の家族は、子供や婿揃って悪党ばかり。
正に悪党一家です。

それらに付き合いのある連中を加えて銀行ギャングを企てる!


この作品は新東宝の辣腕監督だった石井輝男監督の東映転身第一作であり、後に大ヒットした「網走番外地」シリーズで大スターなる高倉健との初タッグでもあります。


高倉健の役はまさの長女佐和(小宮光江)の婿であるスマイリー健


でも、高倉健をはじめ東映の俳優達はまだ石井輝男テイストを理解していない様で、作品的には何となくぎこちなさが感じられます。

しかし、石井輝男監督が東映に加入した事は、時代劇王国だった東映のその後の路線に大きく影響したのは間違いありません。

東映現代劇に新風を吹き込んだ「花と嵐とギャング」は記念すべき作品なのです。



そして鉄道シーンですが、スマイリー健(高倉健)が牧場に行くのに乗車した蒸気機関車(形式不明)牽引の客車です。


スマイリー健は「つつじヶ丘駅」で下車したのですが、イマイチ正確な場所が分かりませんね。


明日はその他のキャストの紹介です。