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ゆり子とかおりは急行に乗って東京に行こうとするが、米原駅から乗り込んだ男・山崎次郎(和田浩治)のマナーの悪さに怒る!


城山姉妹は加賀温泉駅から東京行きの急行に乗った設定になっていますが、実際は北陸・東海道本線経由の急行列車はありません。

※あくまでもフィクションのドラマですので(笑)


そして急行「なにわ」ですが東海道新幹線が開業し細々と最後の活躍をしていた頃の映像です。

「なにわ」「せっつ」「いこま」「六甲」の愛称で大活躍していた東海道昼行急行は、東海道新幹線開業後も生き残りましたが、本数は徐々に削減され最後は「なにわ」に愛称が統合され2往復が走っている時でした。


映像を観ると結構乗客が居るようなのですが、この映像の一年後の昭和43年10月に惜しくも全廃されてしまいました。


鉄ちゃんとしては非常に嬉しい「なにわ」の登場ですが、普通の感覚ならば、米原で新幹線「こだま」に乗り換え新幹線の映像を撮ると思いますよね。


でも急行「なにわ」にこだわった理由があるのです。


それは「青春の海」のエピソード同様、マナーの悪い男に主人公が空手でカツを入れるシーンを撮りたいからです。


当時の新幹線0系は転換式のクロスシートだったと思いますので、相手の男と向かい合わせには出来ますが、いくらマナーの悪い男の設定でもわざわざ席を転換して見知らぬ他人と向かい合わせに座るのは不自然過ぎますので、どうしても固定式のクロスシート(急行車両)が必要だったのです。


まぁ理由がなんにせよ、急行「なにわ」を選んでくれて「ありがとう」と言いたいです♪



「ある日わたしは」は昨年の11月にチャンネルNECOの日活100周年特集の一貫として1話「女の命の火」だけ放送されました。


しかしクレジットのネガ原版は紛失していますが、全28話は保存されている様ですので、近いうちに是非とも全話放送して頂きたいです。