湘南ユナイテッドBC

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2021年、SLAMDUNKの影響もありバスケットボールの聖地とも呼ばれる湘南の地についにプロバスケットボールクラブが誕生しました。その名も「湘南ユナイテッドBC」B3リーグ参入から3年と若いチームの彼らですが、これまでどのような歴史をたどり4年目のシーズンを迎えるのか紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

1.湘南ユナイテッドBCとは?

湘南ユナイテッドBCは2022-2023シーズンからB3リーグに参入した新規新鋭のチームです。

秋葉台文化体育館が主なホームコートとなります。
秋葉台文化体育館 - 公益財団法人藤沢市みらい創造財団
漫画SLAMDUNKでも湘北が激闘を繰り広げた秋葉台文化体育館
 
 
2021年に誕生したこのクラブですが、チーム創設からB3リーグ参入までかなり苦労していたようで、クラブ設立の署名を様々な所で行っていたことを記憶しています。(中でも選手たちが自ら声掛けを行っていたのは衝撃的でした)
 
ファンクラブ
ファンクラブ入会のハードルは低く、B1、B2と比べてもかなりのコスパを誇ります。

様々な会員特典が貰えますが、中でも招待チケットの量が豊富です。1階席は4000円ほどなので、1度でも観戦するならレギュラー会員に入会するのが圧倒的にお得です。
また、ファンクラブに所属していると不定期での選手サイン会や、ユニフォームを購入する権利などが貰えます。7/31日までの早期入会でこれまた料金が安くなります。


愛称は「湘南波(湘南ウェーブス)」
 
画像
(1) 湘南ユナイテッドBC【公式】(@shonanunitedbc)さんのメディアポスト / X

 

 

 
チームとしての簡単な特徴
チームとしてはオフェンシブなチームである代わりにディフェンスが弱く、かなり失点する特徴があります
逆に競り合う試合が多いためビッグゲームも多いと言えます。
 
メイン戦術はセンターを二人並べる「ツインタワー」高さでアドバンテージが取れる代わりにスペースがなくなってしまうことが特徴です。この戦術は初年度~現在の3年目中盤まで使用していたので、堀田監督の基本戦術だといえるでしょう。

来季は新監督を鈴木友貴さんが務めるため新戦術に期待です。


2.スタジアム観戦情報

湘南ユナイテッドBCのメインスタジアムは秋葉台文化体育館ですが、完全に一か所固定での試合開催ではなく、湘南地域の様々な体育館を利用して開催します。
 
①秋葉台文化体育館
 秋葉台文化体育館はメインスタジアムとしてチーム練習などにも利用されていました。基本的にアクセスは車が一番楽かと思われます。
 
駐車場は第4まで存在します。試合後に体育館内事前精算が必要なので注意が必要です。(割引などはなし)
電車の場合、小田急江ノ島線・横浜市営地下鉄・相鉄いずみ野線、「湘南台駅西口」より慶應大学行き「南大山」下車、大辻経由藤沢・茅ヶ崎行き「遠藤」下車、徒歩5分
 
 
②秩父宮記念体育館
 秩父宮は秋葉台に次ぎ二番目に開催頻度が多い体育館になります。こちらは秋葉台とは逆に電車でのアクセスがおすすめです。
 
車の場合屋内駐車場が存在しますが、秋葉台ほどは台数が多くなく他の利用者と兼用のため、混雑予想が難しいです。精算は退場時に駐車場備え付きの精算機で。
電車の場合、藤沢駅より徒歩12分程度or江ノ島電鉄線石上駅より6分
 
 
席の選び方
席は主に三種類で一階席、二階席、ゴール裏(一階席)となります。
 
二階席は基本的にスポンサー席以外自由席になっています。二階席の特徴としては
・コート全体が見渡せるため戦術がわかりやすい
・バスケットボールの魅力である攻守の切り替えの速さを感じることができる
・価格も2000円を切り、提携市(藤沢市など)に住んでいると無料になることもあるなど初心者の観戦にもおすすめです

一方
・2階席の最前列だと手すりとスポンサー、応援フラッグでお子さんや身長が低い方には見にくい
 ・自由席なので、ハーフタイムショーに出演する子供たちの保護者などで早めに埋まることがある
ことが注意点です。
 

 

 

二階席2~3列目
 
 

一階席は指定席と自由席の割合が半々です。

・外国籍選手の豪快なダンクシュートやディフェンスの激しい当たりなどを間近で体感することができる

・アップ時にはボールが飛んできたりするため選手をより近くで見ることができる

などの魅力がありますが、

 

・湘南ユナイテッドBCは一階席に段差を作らないため前に大きい人が座るとほとんど見えない

・平面で選手を見ることになるので選手の動きが初心者にはわかりにくい

などのデメリットがあります。

 

一階席最前列
 
ゴール裏席は玄人~チームサポーター向けなので詳しくは記載しません。(サッカーのゴール裏とほぼ同じ認識で大丈夫です)

 

 

3.黎明期の湘南ユナイテッド
目標としていた2022-2023シーズンからB3リーグに参入することができた湘南ユナイテッドでしたが、やはり新規新鋭のチームということもあり長い間暗闇をさまようことになります。
初戦から2試合連続で30点差以上の大差をつけられ敗北したことも影響し、中々波に乗り切れず16チーム中13位の結果に終わってしまいました....
しかし最も筆者もといファンが衝撃だったのは天皇杯にて福岡第一高校に敗北を喫したことでしょう。生まれたてのチームとは言え所属する選手や監督がプロでやってきた人で構成されている以上避けなければならない敗戦でした。(これにより少しチームの名が知れたことが皮肉ですが....笑)
 
初年度はこのような結果となってしまったことや資金繰りの影響でシーズン終了後に残留した選手はわずか三人となってしまいました....(その三人もSG,SFと同ポジションの三人))
 
不安の残る形で一年目のシーズンを終えた湘南ユナイテッドBCでしたが、二年目に思わぬ躍進を遂げることになります。
 
続きはまたの機会に。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。私の記事で少しでも興味を持っていただければ幸いです。