今回は「ボールキープ」と「パス」について学んだことを書きたいと思います。

①ボールキープ
定義ーーー直接敵のあらゆる介入から守る中で、ボール保持している攻撃選手が行うすべての行動
指示ポイントーーー
①敵とボールの間に体をいれる
②重心を下げる
③腕を伸ばし、敵の体にコンタクトする

②パス
定義ーーー①味方にボールを渡す技術。
②ボールの移動によって、二人かそれ以上のチームメイトの間の関係性で確立する技術のアクション。集団プレーの原則


パスの中で考慮にいれる点
①止まっている選手にはスペースにパスをしない
②空いてるスペースに動いている選手にはスペースにパスをしたい
③よいパスをすることによってプレーのイニシアティブを維持することが出来る
④パスの受け手のことを考えてパスをすることは重要である。
⑤実現する動きを隠すためにフェイクをいれる(ノールックパス、キックフェイントなど)


指示出しポイント
①短いパスと長いパスを使い分ける
②有利なスペースの方へパスをする事を優先する
③味方のアクションを容易にするようなパスを与える(味方の次のプレーにつながるようなパス)

元バルサのコーチのカルロスがアドバイスをくれたポイントは「多くの練習はいろいろな要素が入っている。どの部分をフォーカスするかによって練習の設定が変わってくる。例えばパスを多く回したい練習を監督が設定するならば、フリーマンを置くことによってパスが回りやすくなる。だから監督はしっかり目的を練習の中で設定することが大切だ」
練習をしているといろいろなものが目に付くものです。基本的なことをしっかり出来るのもいい指導者の一つの指針なのではないでしょうか