軽く印象を。
・大雑把な試合
前半から非常に大雑把な試合となりました。
オーソドックス、というか何と言うか。
「型にはまる」とは、何か違うんですがね。
バルサのポゼッションV.S.モウ・マドリーの守備的カウンター
という図式。だったけど、ではなかった。
哲学的過ぎですかね。
ポイントは、
それほどまでに両者の実力は拮抗していることの証明
ということ。
・コーナーキック
ここに絞ってきましたね。
かなり得点の臭いがした。
DFアドリアーノがクリアしたやつとか、ほぼゴールですよ。
・ペペ
ボランチで先発。
メッシ、イニエスタ、シャビのゾーンを身体能力と読みで寸断。
半端なかった。
この試合のMVPじゃないかな。
アルビオルは少し可哀想だった。
あの判定も、PK献上ならレッド提示しなくても・・・、とは思った。
しかし、あそこが唯一、穴ぼこになりそうだったので、必然の偶然でしたね。
ブスケッツは賢かった。
どれほど彼にボールを持たせるかで、マドリーはバルサの攻撃のリズムを崩せるか、といったところ。
ボールを持たずして、ポジショニングでゾーンを上げていました。
すごいな。バルサイズムの申し子だわ、ホント。
リスクを冒したプジョルは怪我が再発。
闘将が負傷退場した後の同点劇でしたので、やはり代償は大きかったかもしれない。
その存在の大きさを、バルサに、マドリーに、印象付けてしまった。
今後3回のクラシコに、プジョル不在はあまりにも影響力が大きいかもしれない...。
マルセロは、ほら、ポイントだったでしょ!
PK獲得だけでなく、ペドロをシャットアウト、メッシもがんばってよく止めてた。
右のS・ラモスと並び、バルサにほぼまったくサイドをやらせなかった。
特に前半、かなりバルサに両サイドを広げられた展開で耐え切った時間帯は大きかったのでは。
エジル
急成長とCorazon(ハート)
得点シーンを演出した際の、シャビからボールを強奪したプレーは圧巻だった。
あれだけパワーを持って試合に途中から出た、やはりモウ采配に脱帽。
とりあえず、初回の考察はこの辺で。