昨日は、バルセロナでサッカーをしている女子選手の試合を観に行きました。
エウロパというクラブの女子チームに属している彼女。
昨日の相手は、エスパニョールB。
ちなみに、女子2部リーグ。
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個人的な感想。
感覚的には、今まで見た「日本人選手」の中で、一番優秀だったと思う。
途中出場で20分だけの出場だったけど、煌きは十分に見せた。
「試合を壊す」選手である可能性を十分に示していた。
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実際、彼女が入ってやっぱりゲームは動いたしね。
相手選手もかなり嫌がっていたね。
あのボールを追っていって、コーナー付近でファウルを受けたシーンなんて、その典型。
ああいうプレーが、「試合を壊す」きっかけになり得ると、僕は思う。
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少し細かいことをいうと、左サイド、1対1で仕掛けたシーンは、なんとかゴールにつながり得るシーンを演出してほしかったと個人的には思ったかな。
あれくらいのチャンスが、途中出場だと「1」しかない。あの「1」を成功の「1」にしないといけない。それが、難しいんだよね。
あの「1」を「1」にできるかどうか。もしくは、「0,8」くらいに持っていけるかどうか。あの「1」を「1」にできると、それで初めて「2」回目のチャンスが来る。それが10分の出場だろうと、20分の出場だろうと。フットボールってそういうもんだと、僕は感じる。
ああいうのを、すごく惜しいシュートとか打つと、ホントにゲームが変わるんだよね。相手がビビッて勝手にミスし始めたりさ。もちろんゴールで終わるのが一番なんだけど。相手のエスパニョールBのWGの4番(最初のチャンスで1得点)みたいにね。
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でも、あのチャンスも、自分で「前に行く」姿勢でボールを受けてあそこまで持っていったわけだし。あの受け方は秀逸。自分が小柄なのとかもわかってああいうプレーに到るわけだしね。賢い選手。たぶんアイツは感覚でそうやってるんだろうけど(笑)
ただ、大いなる「可能性」を感じるゲームだった。
まだまだ伸びるんだろうなー。
ホントがんばってほしい。
やるな、女子サッカー。
負けている場合じゃないぞ、ニッポン男児。
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まだ彼女は来て間もない。
これから海外のフットボールに順応してもっと良い選手になるために、戦っていく。
数ヵ月後、彼女がどう変化しているのか。
その時に、また試合を観に行きたいと思う。