さて。いざ、明日。


日本の初戦ですね。


韓国戦を見て、“アジアの雄”の2004ユーロ覇者のギリシャに対する堂々とした戦いっぷりを見せてもらいました。ヨーロッパで活躍するパク・チソン、パク・チュヨンを中心に圧倒した戦いを披露。胸が熱くなると同時に、焦燥感を抱いた自分がいました。


韓国に先を越された。


募る危機感。


イングランド対アメリカ。この試合もアメリカのファイティング・スピリットに舌を巻きました。ガチンコのモチベーションではなかったとはいえ、“無敵艦隊”スペインの無敗記録をコンフェデ杯で打ち破った強さはどうやら本物のようです。アメリカ。ダークホースなるか。


そして、我らが日本。


この前のブログでは少し意地の悪いことを書いたけれど、それも日本への愛ならでは。明日は日本代表のユニフォームを着てバルセロナを歩きますよ(昨日地下鉄でアルゼンチン代表のユニフォームを身に纏っている人を何人か見かけたので。「この“熱”の違いだろうな」、と。)


なんか日本では討論やら未だに監督に対する批判だとかあるみたいですが、もうどうでもいいじゃないですか。


みんなで一つにまとまって、思いっきりぶつかりましょうや。


負けたっていい。ただ、韓国やアメリカのような“気持ちのこもった”試合、戦いが観たい。


本田でも俊輔でもいいですよ。


岡田サンに戦術なんかなくたっていいですよ。


本気で、“世界との差”を今一度はっきり確認したいです。


個人的には・・・


4-1-4-1


GK       川島


DF 長友、トゥーリオ、中澤、今野(駒野)


MF     阿部(アンカー)、


   本田、長谷部、遠藤、大久保 

  

FW      岡崎



戦術:守ってカウンター(端的に言えば)


得点パターン:セットプレー(CK、FK)



アンカーを一人にするのは、もう一列前に4人置いて、相手のボランチのところでラインを剥がされないため

それと、CBに挟み込みに行きやすいし、攻撃の芽を摘むポジションを一つつくると守備しやすくなるため


攻撃は岡崎が体を張ってファウルをとってFK。それを本田が叩き込む。


イメージとしては岡崎は02代表だった鈴木隆行の役割。


それしかやらない。


W杯ではそれが一番重要。


だから、ハッキリ言えば中村俊輔のキレイなスルーパスとか一切いらない。遠藤もしかり。


岡崎に簡単にあてて(ときに放り込んでもいい)、それを岡崎は必死に体張って、泥臭くマイボールにする。それを前向きの本田に渡すORファウル受ける。




キーワード:徹底すること



W杯では、どこの国もそうやってくる。ギリシャにしろ、あれだけパワープレーに徹底してくるし、南アフリカも徹底して守ってカウンター、でしょ。


なんにせよ、明日。


がんばれ、ニッポン!