今回レシャックとデラクルスのサッカークリニックと対外試合に関わって思ったことは選手は本能で感じられるかどうか、指導者は彼らが言ってる本質を理解し、自分のチームにいかに還元するかが大事だと感じました。
まず選手の方ですが、理論的に考えるということは習慣化が必要なので、1週間もしそのような練習をやっても日本でやらなければ確実にすぐ忘れる。そしてそれは各チームの監督の考え方があるのでしょうがない問題でもあるし、国によっても違うので一概に何がいいかはわからない。しかし優秀な選手というのは、いいも悪いも強い自己主張、顕示欲を持ってます。それがいつ出るかはその選手によって違いますが、選手が遠征などで感じたものすべてだと思う。もちろん今回の遠征が良かった選手もいれば悪かったと感じた選手もいると思いますしかし、本能的に何かを持ち帰れば、将来自己主張、顕示欲を出すときの手助けになるでしょう
指導者はチームにある目に見える現実的な問題を1週間の遠征で解決しようとしても無理なことだし、もし解決したように見えるならそれはフェイクだと思います。優秀な指導者といわれる人物は何かを持ってます。しかし自分の考え方に本能的に合わないと思ったなら、反面教師になるほうが得るものは多いと思います。いいとこ取りは難しいので悪いところを踏まえた優秀な指導者の意見を自分なりに感じることが大切だと、今回の遠征で思いました。