MICとは。
Mediterraneo Internacional Copa(地中海・国際大会)
の略称で、
その意義としては
各年代、さまざまな国籍、大小のクラブと真剣勝負を繰り広げることができる
といったところでしょうか。
我らがPantanalの子供たちも、日本の町の1クラブがディナモ・モスクワのジュニアユースと真剣勝負できるなど、滅多にすることのできない経験ができたのではないでしょうか。
そして、Infantil(中学一年生)の子供たちは、良い意味で僕を驚かせてくれた。
この年代、しっかり見たのは初めてだったけれど、まず第一に感じたこと。
“技術が高い。”
トラップ、パス。コントロール、ドリブル。判断も悪くない。
1対1、個の部分でも、決して見劣りしていなかった。
では、何が足りなかったのか。
ここに、日本サッカーの現実を、垣間見ることができました。
一番僕が感じたこと。
相手のリズムでしかサッカーができない。
相手が自分たちより劣れば、自分たちのサッカーを表現して勝つことができる。
それがハマった時、それはその側面では現地のスペイン人さえも魅了するほどの魅惑的なサッカーであった。
しかし。技術的には劣る、あるいは同等の相手であっても相手が勢いに乗ってきてしまった時のいなし方もかわし方も、消し方も知らない。
それが、僕が一番最初に感じた問題点でした。