今年のセマナサンタは、フベニールおーは通常通りリーグ戦があったので、練習がありましたが、同時に日本のチーム、ヴェルディー小山とウイングスが、バルセロナでクリニックをやるということで、時間を作り1週間帯同させてもらいました。

今回はクリニックと練習試合を組み合わせた遠征になっており、通訳や観光案内など、時間が許す限り関わらせていただきました。

そしてなんと、今回のクリニックを担当したのは日本でも監督経験があるデラクルスとレシャック。特にレシャックはクライフ、アラゴネスがバルセロナの監督だった頃の第二監督。見た目は普通のおじいさんでしたが、一言一言の重みが違いました。

もちろん彼らも今回はじめて見るチーム。彼らが練習をちょっといじるだけで、練習の質の改善がみるようにわかり、今回身をもって監督とはこういうものなんだなと体で実感することが出来ました。
練習内容は特別なことをやってません。今回は一応バルサ流ということでしたが、どこもやってるような練習で、8対6+2のボール回しなど市販の本に載ってる様なことばかりです。しかし彼らのすごいところは改善力にあると感じました。練習でうまくいかなかった時どこをいじればコンセプトにあった練習になるのか。日本のチームは何が出来なくて、何が出来るのかを一瞬で見抜く力。

グランドでの監督力をスペインで一番感じた1週間でした。レシャックは僕の中では神に変りました(笑い)