毎週週末時間が許す限りあらゆるカテゴリーのサッカーをみるようにしているのですが、先週は日本で言うと3部に所属しているBarcaBの試合。バルサのトップチームのサテライトなのですが、このチームのすごいところは、JUVENILの選手がレギュラーで半分以上占めてるところ。もちろん彼らは金の卵なのですが、技術だけで持っている選手はこのリーグでは戦えない。百戦錬磨のプロ選手たちとすべての部分で闘わなければならない。
バルサはすべてのカテゴリアで同じサッカーをしている。当然相手チームに研究されてます。ここで僕が見るポイントは①相手がどのようにバルサにプレッシャーを掛けるか②バルサがどのようにプレッシャーをかいくぐるか。この2点を重点的に見てます
結論から言うとこの試合、相手は4-2-3-1。1トップがバルサの2センターバックのどちらかがボールを持ってるときプレッシャーをかけ、中盤はマンツーマンマーク。センターバックでボールをまわしながらラインを上げ、2対1の形を中盤で常にバルサに作られ、ずらされてジ・エンド。
バルサ相手に相手が取る戦術の一つですが、これはバルサのセンターバックのパスミスを待つしかない消極的な戦法にみえてしまいます。結果5-0でバルサ。
僕なりに考えてみたのですが、このサッカーに打ち勝つのは、相手の守備のバランス間隔かなと。マンツーマンは一見パスの出しどころがないように見えますが、マークをずらすことも簡単。どこの人でとめるかというよりは、どこのゾーンでプレッシャーを掛けに行くかを徹底しなければ、簡単にやられる。バルサのパス回しにあわせてプレッシャーを掛けるとアウト。
簡単な例で言うと、よくボールを相手に持たせるという表現を使いますが、これを意図的にできるチームは、どのカテゴリーでもバルサに勝つチャンスがあるのかなと。
リズムを失わせるやり方。最近のテーマです。