スペインのリーグ戦は1年を通して行われます。ことユースの最高峰リーグDIVISION DE HONORは9月の頭から始まり、4月の第三週まであり、その後各ブロックの1位でやるCHAMPIONSHIPがあり、6月にリーグの上位3チームで争われるCOPA DEL REYがHOME ANDAWYであります。プレシーズンも含めると11ヶ月にも及ぶ戦い。実感としてこれは長いです。
ここでやはり重要となってくるのは選手の質と量。いくらいい戦術家の監督がいたとしても、選手をうまく使わないと1シーズンは戦えないなと。エスパニョールのユースを近くで見て一番感じることは、監督の取捨選択の大事さ。あらゆる選手を使ってどのように1年を乗り切ろうとしているか。
ここバルセロナでは勝ちながら、結果を残しながらチームを強くしていかなければいけない。1年でチームを作らなければいけない。選手の成長を待ってる暇などない。その時最高の選手を使い、選手を配置しなければならない。
ここにいると選手の成長=チームの成長とは結びつかないんじゃないかとさえ思ってしまう。
ではどのようなことがチームの成長になるのか?結果を残す選手=レギュラー。結果を残せなくなったら=サブ。結果を残せないものは脱落。極端にいえば才能、センスなど1ミリも関係ないのではないか。
才能をあるものを伸ばすのではなく、結果が出てるものが伸びる。スペイン人にだって誰もロナウジーニョやメッシではない。
唯一彼らのことは才能があると呼んでいいのかなと思いますけどね