サッカー選手を目指す若者は多い。ここスペインでも、たくさんの若者がバルサ、エスパニョール、リーガエスパ
ニョニョーラでサッカーをすることに夢を見ている。でも、99%の選手がサッカーで飯を食ってくことは出来ない。
でも、サッカー選手で食ってことがすべてではない。
例えば、エスパニョールのユースの選手。バルセロナでサッカーをしている選手がエスパニョール、バルサのユ
ースでサッカーを出来るのはほんの一握り。俗に言う選ばれし人たち。でもその先には過酷な現実に会うことに
なる。エスパニョールのサテライトに上がったものは去年5人。もちろん、サテライトでも即レギュラーになれるわ
けではない。その前の年も、前の年も、もちろんユースからあがった人がいる。エスパニョールのサテライトは日
本で言うJFLのリーグに所属している。育成と結果が求められる厳しいリーグに所属している。もし結果が出ない
ようなら外からいい選手を連れてくる、それがスペインでは日常茶飯事。ユースからそのままトップに上がれるよ
うな選手はホント一握り。先日亡くなったハルケしかり、エスパニョールのサテライトで2,3年経験をつみ、順調に
伸びたものだけが、リーガエスパニョールでプレイできる。今週はユースの試合がない為、トップに練習参加して
いる選手がいるが、彼は元バルサのJユースの選手。ユースでバルサで契約してもらえず〈俊輔がマリノスユー
スではなく桐光学園を選んだように?〉中堅チームにレンタルされ、去年からエスパニョールに移籍。彼がサテラ
イト、トップに上がれるかわからないが、サッカーをやってる限りチャンスはある。彼に限らずプロサッカー選手に
なる選手の成長を見るのは自分にとっても今後の人生の糧になるだろう