リーガ30節:バルセロナ×マジョルカ  | FCバルセロナファン

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にわかバルセロニスタによるゆるい日記。

さて、リーガエスパニョーラ第30節、バルセロナ対マジョルカがカンプノウにて行われましたよ。 
この試合はメッシが怪我で不在、シャビはチャンピオンズリーグを見据えて温存と、メンバーを少し落としての試合となりました。
そして、ティト・ビラノバ監督がリーガに復帰。ようやく指揮官が戻って来て頼もしい限りですね。

バルセロナの先発は、
GK:ピント
DF:モントーヤ、ピケ、バルトラ、アウベス
MF:ソング、チアゴ、イニエスタ
FW:テージョ、セスク、アレクシス
となりました。
メッシの代わりにはセスクが入ってゼロトップの形でした。テージョは左サイドにはって、縦への突破をみせ、右ではアレクシスがセスクが空けた真ん中のスペースに走り込む、という狙いがはっきりしたバランスの取れた攻撃をしていましたよ。試合はイニエスタがコントロールしていましたね。

セスク、アレクシス。
この試合5-0でバルセロナが勝利しました。その大量得点を上げたのは不調がささやかれる、セスク、アレクシスの2人でした。
イニエスタが攻守にわたる活躍で、点を取るのは時間の問題だなあと見えた前半立ち上がり。そして前半20分程、セスクがバイタルで前を向くと、アレクシスとのワンツーで抜け出して落ち着いて流し込みました。先制。
その2分後にはセスクのシュートのこぼれ球をアレクシスが押し込み、2点目。
前半はその後この2人がまたアシストし合ってそれぞれが得点を上げました。
今日はこの2人が仕事をしましたね。マジョルカにもゴールチャンスはある中での差は、やはり決定力でしょうか。マジョルカはディフェンスはダメダメでしたが、前半の攻撃陣は可能性はあったように思います。

セスク、ハットトリック!
後半開始直後、セスクがゴール前に走り込んだところ、イニエスタから素晴らしいパスが通ります。セスクはキーパーを前にしたゴール前でワントラップして一つ切り返して簡単にゴール。相手をあざ笑う異常な落ち着きを見せます。自身のゴールと4点リードといった中での余裕でしょうか。
このセスクのハットトリックを決めるゴールで、かなりの余裕をもって後半に入れたためか、後半早々にイニエスタが下がりました。メッシ、シャビ不在の中でイニエスタまで休ませられる展開。素晴らしいですね。その後イニエスタに続き、セスクも下げて代わりにデウロフェウが入ってきます。

帰って来たアビダルさん。
後半24分、カンプノウは大歓声。アビダルさんが復帰しました。
ウォームアップから大歓声でしたが、ついに戻ってきてくれました!代わったのはピケ。プジョル、マスチェラーノが怪我をしていて手薄になっているセンターバック。そこへ戻って来たアビダル。ヒーローです。最初のボールタッチは言うまでもなく、ワンプレーワンプレーに歓声が上がっていました。
僕はまた改めて一つのチームを追って見ていくことの喜びを感じました。

 
セスクのハットトリック、アビダルの復帰、そして5-0の大勝。格下相手に大量得点、きっちり守って選手を休ませる。この上ない結果でしたね。
この大量得点の試合を完封したことは、非常に大きいと思います。最近何だか完封勝利は少なかった気がするので。