前半開始30秒でメキシコが先制します。
前線からのいいディフェンスからの、メキシコ代表ペラルタの冷静にコースを狙ったシュートでした。
あっという間の先制劇でみているこちらも落ち着かないです。
おもしろい決勝になりそうだなと思いましたよ。
早々に得点した勢いもあってか前半の前半はメキシコペース。
大きな得点チャンスは無い中でも、徐々にブラジルも流れを引き寄せ始めます。
そしてブラジルベンチは早めに動き、アレックス・サンドロに変わってフッキが出てきます。
フッキさんは体が違うな。プロレスラーかよ。
そのフッキさん惜しいロングシュートがありました。
メキシコは自分たちの出来ることを的確にこなしているという感じ。
ブラジルにポゼッションされる中、自分達がボールを奪うとブラジルとは違い縦へとシンプルナパスワークでフィニッシュで終わっていましたよ。
後半開始からはブラジルがメキシコを攻めたてます。
フッキ、ネイマールと得点の予感。
実況のアナウンサーは「サンバを踊り始めた」と表現していましたよ。
怒濤の攻めが続くきますが、なかなか点は入らないブラジル。
そんな中、ブラジルのミスからメキシコのビッグチャンス。
惜しくもクロスバーにあたりブラジルは助かりました。
またブラジルベンチが動きます。
後半25分あたりにパトを投入。
これで前線はネイマール、レアンドロ・ダミアン、フッキ、パトとごり押しです。
だがしかし、後半30分、フリーキックにペラルタがヘディングで合わせてこの日2点目、メキシコに追加点が入ります。
メキシコは、イライラしながら攻め焦るブラジルを相手に押し込まれながらもタマ際の強さをみせ、ボールを奪ったときには効果的にパスをまわします。
ブラジルは三枚目のカード、ルーカスも入りフォワード5人でさらにごり押し態勢に入ります。
そしてついにフッキが決めてブラジルが1点を返します。
しかしブラジルの攻撃もここまで。
メキシコが初のオリンピック金メダルです!
最後まで白熱する非常に面白い試合でしたよ。
メキシコの固い守備が素晴らしかったですね。
ビッグネームぞろいのブラジルに引けを取らないタマ際の強さが目立ちました。
エースのドス・サントスを怪我で欠く中で、チームとしての力を感じました。
一時期、日本代表はメキシコのサッカーを目指せばいいという風に言われていた気がするんですが、今はそういう話はあるんでしょうか。
効果的なパスをまわせて、タマ際が強い安定した守備。
メキシコ、素晴らしいサッカーをみせてくれました。
個人的にはフッキさんの孤軍奮闘ぶりがツボでしたよ。
ドリブル姿勢良過ぎ、実況のアナウンサーは重戦車と表現していましたが、まさにそんな感じで目立ちまくっていました。
あとお尻プリプリしすぎです。