はあい 皆さん、調子はどう?

バービー・スミスです。
 
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ある偉い人からドールハウスの製作を任命され、
六分の一の大きさの人であるわたくしバービーが
十二分の一の皆さまのための一戸建ての住宅を建設することと相成りました。
このブログはその制作日記です。
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床を制する者はドールハウスを制する

と、誰が言ったか言わないか。
 
まずは床から制作を始めようと思います。
 
わたくしバービーが今回作るドールハウスは、二階建てにするつもりなの。
一階はタイル貼りで、二階はフローリングにするわ。
イメージはもう固まっているの。
 
まず、こちらの写真をご覧くださいませ。
二階の床のイメージをみなさんにお見せしたいの。
 
ヴェルサイユ宮殿の、王様の居室よ。
壁や調度品に目を奪われてしまうけど、
壁じゃなくて、床を見てほしいの。
 

Chateau de Versailles Petit appartement du roi 027

 
このフローリングの模様は
「ヴェルサイユ張り」というのですって。
組子細工が素敵よね。
わたし、床のフローリングは絶対にヴェルサイユ張りにしたい。

 

ほら、この写真もご覧になって。

素敵な猫足の調度品に目を奪われがちですけど、

見て!床を!

ひれ伏すほど素敵な床だわ。

 

Château de Versailles, appartement du Dauphin, grand cabinet du Dauphin, bureau plat, Bernard II van Riesenbergh, 1745 02

 

 

ここで問題だわ。

こんな素敵な床、どうやって作ればいいの。

 

そうだ、こうしたらどう?

一枚の大きな板に、このフローリングの模様を描くの!

あるいは彫刻刀で筋を彫るとか!

組子細工みたいに見えるんじゃないかしら。

 

実際に作ってみました。

 

いやあ、、、これはないわ。失敗よ。

これは、どこからどう見ても

「一枚の板に、ペンで溝を書きました」という状態になってしまいました。

いやだ、違うのよ。

わたしがやりたいのはこういうことじゃあないの。

 

そうだ、こうしたらどう?

フローリングに使う木材パーツをすべて手作業で全部切り出すの!

繊細なノコギリと、定規と、なによりも根性があれば

できるんじゃないかしら!

と、そう思って一区画だけ作ってみたけれど。

 

 

 

これも失敗。とてもじゃあないけれど

手ノコで切り出すのは綺麗にできないし、なにしろ効率が悪いったらありゃしなかったわ!

パーツのひとつやふたつを切るだけなら、時間をかければやって出来ないことはないのだけれど、

なにしろ、パーツはどれも小さくて、しかも0.5mmの誤差が致命的なの。

計算してみたら、床一面作る場合パーツは全部で300個以上必要なのよ。

こんなのやってられないわ。

 

でもあきらめきれない!

 

そうだ、こうしたらどう?

レーザー加工で木材パーツを切り出して細工を組む作業だけは自力でやるの。

あら、いいんじゃない。楽しそう。

 

早速、自宅のパソコンで、Adobeイラストレーターを使ってカット用のデータを作ってみるわ。

それをラボに送って、厚さ1.6mmの薄い板にレーザーカットしてもらって切ったパーツを、組み上げるのはどうかしら。

そして仕上げにはワックスを塗って、、、、

あら、試してみる価値はあるんじゃない?

早速パソコンでデータを作ってみるわ!

 

 
ではまたね!

 

私のこと、愛してね
 
B. Smith