今年は、1月3日に、娘と孫と4人で初詣。
3が日天気はいいし、暖かいし、正月らしくない。
初詣は、松山市にある、通称「お椿さん」、毎年同じである。

お椿さんの、正式名称は、伊豫豆比古命神社という。
御鎮座(御創建)二千余年の古くより、尊称・敬称も親しく「椿神社」「お椿さん」とも慕われ、縁起開運・商売繁昌の神様として、四国四県はもとより、広く全国から崇敬を寄せられている神社です。 

伊豫豆比古命神社拝殿 お椿さん

この「お椿さん」の宮司家は、戦国時代四国を平定した長宗我部元親氏の子孫で、お名前も長宗我部さんです。
 
戦国時代、1580年ごろ、それまで長宗我部元親は織田信長と友好関係にあったが、長宗我部元親が勢力を拡大するに伴い、危機感を感じた織田信長は、織田信孝を総大将とする四国攻めを計画準備されている。
裏切りなどで、長宗我部元親は危機に陥る。
長宗我部元親は、明智光秀の家臣・斎藤利三宛に、織田家に恭順する意向を示していたが、織田勢は6月2日大阪から攻め込む予定であったが、同日、本能寺の変が勃発し、四国攻めは中止になった。
本能寺の変は、盟友であった、長宗我部元親を守るため、明智光秀は、いずれ負けることを覚悟のうえで、「本能寺の変」をおこしたと思う。

そう思うと、明智光秀の悪者説、ではなく義理に熱く、友を守る戦国の武将として見る事も出来る。

お椿さんの神主さんと、明智光秀は無縁ではない。

初詣も、神様にお願いするだけではなく、その歴史、背景を知ることも意味にあることではないでしょうか。

宝くじが、当たりますように