昔の日本人の知恵に脱帽です。
やっぱり凄い国だと思いますね。
ただいま自然の力で健康になる方法のテキストを作っていますが、
古来より「祝い事」や「季節の行事」に使われる「松竹梅」に感動しています。
日本は昔から縁起のよい植物として、
「松」「竹」「梅」が使われますよね?
お正月の門松など象徴的です。
そして現在では物のランクを表す言葉にもなっています。
よく、お寿司やうな重などでランクを示すものとして聞き覚えがありますね。
松が「特上物」
竹が「上物」
梅が「並み」です。
一般的にこの3つは順位はないと言われています。
しかし、テキストを作成する中で「やはり偶然ではない」と感動しました。
やはり日本人の知恵と経験はすごいです。
昔の人はこの縁起物のおめでたい植物に、
どれほどの健康効果があるのかを知っていたということです。
実際に古い民家や歴史的建造物には、
必ずと言っていい程、「松」「竹」「梅」が植えられています。
特に「松」は必須ですよね!
家の前に松の木、お正月に門松!
土地を分ける意味で生垣もありましたが、
生垣とは別に不思議と松竹梅がしっかりと庭にあるのです。
私の実家にも子供のころは松が玄関の前に植えてありました。
そして両親の実家である栃木県の田舎にもありました。
まあ柿とか栗とかなら分かります。
そのまま食べられる美味しい実がなりますからね。
梅は加工すれば梅干しになるので、
これも家庭の常備薬でもあり調味料でした。
しかし「松」と「竹」は何で?
今風に考えるとなんの役にもたっていません・・・。
まあ竹は防風林の役割もあるかなと思います。
だいたい農家では母屋の北側に竹林があることが多いです。
それに竹は小道具を作る時にも便利ですね。
箸からザルから物干しざおから釣り竿まで竹で作ることができます。
そうそう、あとタケノコを食べますね。
じゃあ松はなんなの?
だいたい大きな家には一番前にあるよね?
まさか松脂を接着剤にしたとか・・
たしかに松の実は美味しいし栄養があるけど・・
そう思っていたのですが、
薬草の効能を調べたらとてつもないことが分かりました。
この松竹梅は「薬」ですよ!!!
特に松は「薬そのもの」という植物です。
松は昔から「不老長寿」の象徴とされています。
竹は「繁栄の象徴」となっています。
たしかに春になるとたくさんタケノコが生えてきますからね。
梅にも気高さや優美さの意味があるようです。
特に意外なのが松でしょう。
しかし調べてみると、
日本でも古来「山伏の食料」だったようです。
山岳信仰で修行する山伏たちは、
峻厳な山の中を松葉を食べながら行動していた。
C国でも昔から「松葉が仙人の食べ物」と言われていた。
昔の漢方の本などには「松葉は痛みを取り、内臓を壮健にし、長寿を保つ」とある。
非常に栄養価が高く薬効が強いようです。
しかも山の中に入ればどこにでも生えているので調達に困らない。
これは「家の庭に植えたい」ですよね!?
実際昔は食事と共に「松葉を食べる」習慣があった土地もあるようです。
実際に食べると超苦いですが、
まあ味わえないほどまずくはないですね。
松ヤニで口が少しべとつきます・・笑
ちなみに松葉は脳梗塞の後遺症や育毛にも効果があるとか。
昔の医学書に書いてあるそうですよ。
今ならコロワクの後遺症対策にもなっています。
竹の葉もすごいです。
これはササも同じです。
竹は成長すると皮が落ちる。
笹は成長しても皮が残る。この違いです。
竹とか笹といえば「パンダのご飯」です。
しかし竹の葉っぱをたべてあの巨体ができるのです。
ササは他の動物も食べますよ。
鹿も食べるし、クマも食べるし、ウサギもリスも食べます。
なにしろ餌がない真冬でも、
笹は緑の葉っぱがありますからね。
日本の山の中は基本的にササに覆いつくされています。
この笹の葉はお茶にすると非常に栄養価が高いのですね。
だから動物たちは病気をしないのでしょう。
タンパク質や糖質やカルシウムも含まれ、
ビタミンA、B、C、E、Kも含まれ、完全食品に近いといいます。
そういえば、お寿司やちまきにも下にひいたり巻いたり、
笹や竹の葉はいろんな食品の飾りや保存に使われています。
これは薬効があり殺菌作用があるからです。
今のお寿司にはビニールですが笹の葉もどきがありますね・・笑
笹や竹の葉は高血圧や糖尿病、
痛風や止血や痛風や胃潰瘍などにも効果的なんです。
これは裏庭に竹藪を作りたくなるなあ・・笑
昔の人々はみんな知っていたのですね。
知らぬは現代人ばかりなり・・・涙
これは敗戦と共に西洋闇医学に洗脳されたのです。
そもそも草や葉っぱで病気が治ると言ったら「逮捕」されますからね。
つまり徹底的に薬草の効果は封印されたのです。
これは「天然の塩」と同じで、闇権力の日本弱体化計画の一環でしょう。