前日の睡眠は良好。

アラームを使わずに自然に6時くらいに起床。

手術日当日の朝は食事も水分も禁止されているため、早々に手術時に着用する服に着替えます。

長時間の手術になるため、血流が悪くならないよう弾性ストッキングを履いておくように指示されたので、脚に装着。

これでいいのかな・・・?

手術は8時半からなのでまだまだ時間があります。

家から持ってきた大好きなスピッツのライブDVDを見ながら時間を潰します。

手術前の筆者とマサムネさんでハイチーズ✌

あまり手術の実感がなく、緊張していないつもりでしたが全く笑えてませんね笑

 

今日で腫瘍ともオサラバなので最後に腫瘍部分もパシャリ。

1年以上付き合ってしまった腫瘍。こんな大きくなるとは・・・

そしていよいよ看護師が病室へやってきて手術室へ案内されます。

てっきりドラマみたいに寝かされて移動するのかと思いきや、普通に歩いて手術室へ行きました笑

歩ける人は歩くというスタンスなんですかね?笑

 

かなり手術室の部屋数はあるみたいで、フロアは広かったです。

名前と生年月日の確認を行い、手術用の帽子を被ります。

手術室に入るといかにも手術室といわんばかりに手術台と大きな照明、心電図等たくさんの機械が置いてありました。

早速手術台に寝るよう指示されます。手術台には布団と毛布があり、温風で温められてました。

寝た後も名前と生年月日の確認があります。人を間違えないためにかなり徹底されています。

本人確認が終わると、いよいよ全身麻酔の点滴です。

点滴を腕に挿し、麻酔の薬を入れますね~と言われ、同時に酸素マスクも口元に当てられました。

腕に冷たい液体が流れる感覚があり、麻酔が入れられてるな~と実感します。

意識が落ちるのってどんな感じなのか?そもそも自分はちゃんと麻酔が聞くのか?ドキドキしてきます。

興味本位で何秒で意識が落ちるか数えてみましたが、記憶では10秒くらいまで数えた気がします。

 

 

眠りに落ちた感覚はありませんでしたが次の瞬間、自分を呼びかける声が聞こえてきます。

「ばら(仮)さーん!終わりましたよー!」と何度も声がかけられます。

朦朧とする意識の中、手術が終わったんだなと実感しました。

 

本当に一瞬でした。ちょっとまばたきをしたら手術後にタイムスリップしていたみたいな感覚です。

麻酔のせいで意識も正常ではないので自分が今どこにいるのか、何をされているのかもよくわかりません。

体に突然悪寒が走り、ガクガク震えます。すごく気持ち悪い気分でした。

すぐに薬のようなものが注入され、悪寒は治まりました。

 

ベッドに体を移され、やがて天井が動きだしました。病室に移動しているようです。

その間も担当の先生から「無事に手術が終わりましたよ。実家にも連絡しておきます。」と言われた記憶があります。

その言葉で少しだけホッとした気がして、すぐにまた意識が落ちました。

 

気が付いた時にはいつの間にか自分の病室に帰ってました。

声を何か発しようとしてもうまく声が出ません。口が動かないのです。

事前に言われていた通り、手術で顔面神経麻痺を起こしており口が回りません。

口には酸素マスクが被せられ、なんか息苦しい。

病室は常夜灯しかついておらず、最低限の明かりの中で看護師が何人かで点滴を繋いだりしているのが見えます。

何時ですか?と回らない口で何とか声を絞り出して聞くと、「22時です。」と返答。

なんと手術は13時間かかったそうです。

あの一瞬意識が落ちた間にそんなに時間が経過していたとは・・・今思い返すとビックリです。

 

まだ意識が定かでない中、謎に自撮りを撮ってました。

ブログ用にできるだけ写真を撮っておこうと事前に決めていたので、手術直後の様子を撮りたかったのでしょう。

スマホを看護師に取ってもらいパシャリと一枚。

我ながらものすごい執念・・・

看護師からは「現代っ子だねえ笑」と言われた気がします笑

写真を撮った後の記憶はありません。

多分すぐに眠りに落ちたのでしょう。

 

かくして長い長い手術は無事に終わったのでした。